パナソニックは12月10日、ルームエアコン「UX」シリーズの「CS-UX253C2」「CS-UX283C2」「CS-UX403C2」「CS-UX563C2」を発表した。発売は12月。

価格はオープンで、推定市場価格はCS-UX253C2が250,000円前後、CS-UX283C2が270,000円前後、CS-UX403C2が290,000円前後、CS-UX563C2が320,000円前後となっている。

凍結防止ヒーターやエネチャージシステムを登載する寒冷地向けエアコン「UX」シリーズ

同社では、2012年8月に、スマートフォンからのコントロールに対応したルームエアコン、「Xシリーズ2013年モデル」を発表している。UXシリーズは、Xシリーズの機能をベースにした寒冷地向けモデル「フル暖エアコン」だ。外気温マイナス20度といった寒冷地でも、効果的に暖房を行うことができる。

Xシリーズとの大きな違いは、室外機に凍結防止ヒーターを備えている点。また、廃熱を蓄えて有効活用する「エネチャージシステム」も登載。現行のフル暖エアコン「RX」シリーズと方式は異なるが、霜取り運転中も暖房がストップしない"ノンストップ暖房"を実現している。

CS-UX253C2は、冷房時7~10畳、暖房時6~8畳の広さに対応しており、冷房能力は2.5kWで暖房能力は2.8kW。CS-UX283C2は、冷房時8~12畳、暖房時8~10畳の広さに対応しており、冷房能力は2.8kWで暖房能力は3.6kW。CS-UX403C2は、冷房時11~17畳、暖房時11~14畳の広さに対応しており、冷房能力は4.0kWで、暖房能力は5.0kW。CS-UX563C2は、冷房時15~23畳、暖房時15~18畳の広さに対応しており、冷房能力は5.6kWで、暖房能力は6.7kWだ。

エアコンの効率を示すAPF値(1年間を通してエアコンが働いた能力を1年間に使用した電力量で割った数値)は、CS-UX253C2とCS-UX283C2が6.7で、CS-UX403C2が6.3、CS-UX563C2は5.4。冷暖房時のCOP値(能力を消費電力で割った値)は、CS-UX253C2が5.15/5.71、CS-UX283C2が4.96/5.25、CS-UX403C2が3.96/4.68、CS-UX563C2は5.4が2.56/3.9だ。