「最も売れているMac」がRetina対応
最初に登場したMacの新製品は13インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデル。13インチMacBook Proは「パフォーマンスとコンパクトさのバランス」を特徴とし、Schiller氏によると「最も売れているMac」である。Retinaディスプレイモデルは厚さが1.9センチ、通常の13インチMacBook Proより1ポンド(約450g)近くも軽い。13インチのRetinaディスプレイには4,096,000ピクセルが詰め込まれており、シラー氏は「世界で2番目に高解像度なノートブックディスプレイ」(1位は15インチMacBook ProのRetinaディスプレイモデル)とアピールした。
続いて、Mac mini。同製品の特徴は「Macの中では柔軟なシステムで、省電力性に優れたデスクトップ」であることだ。Ivy Bridge世代のCore i5/i7が採用され、CPU内蔵のグラフィックスがIntel HD Graphics 4000になるなど基本性能が向上した。
最後は、第8世代のiMac。iMacは米国で最も売れているデスクトップパソコンであり、初代からこれまで「優れたデザイン」を特徴としてきた。それは第8世代でも変わらない。新デザインは本体のエッジが5mmという薄さで、斜め前方からだと1枚の薄い板に見える。光学式ドライブが省かれ、「Fusion Drive」というフラッシュストレージ(128GB)+HDD (1TBまたは3TB)のハイブリッドドライブのオプションが用意されるなど、iMacもポストPC世代のMacに進化した。
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