ベンチマーク - ゲーム以外の用途には十分な実力

試用機はスタンダード構成として販売されているものと同じで、CPUにIntel Core i7-3517Uを採用し、4GBのメモリと128GBのSSDを搭載している。グラフィックス機能はオンチップのインテル HDグラフィックス4000だ。

この構成である時点でグラフィックス機能は普通に利用する分には十分でも、3Dゲームを楽しむには力不足ということがわかるが、ベンチマーク結果もそのようになっている。

SSDの速度はさすがで、十分な反応が得られた。採用されているのはSandforce製 SF-2281だ。実際に利用していてもキビキビと心地よく動くため、軽さや薄さのために快適さを犠牲にしているという感覚はない。十分に働いてくれるマシンという印象だ。

バッテリについては「FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3」を「LOW」モードでループさせる耐久テストを行った。電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態なので、実際に外出中に利用する場合の設定としてはかなり厳しい状態だが、これで1時間53分3秒利用することができた。省電力設定にすればもちろんもっと長持ちするから、外出のお供としてもばっちりだ。

ベンチマーク実施中、マシンに負荷がかかっている状態での熱の具合を見てみると、底面側はやはりそこそこ熱くはなる。火傷しそうに熱いということはないが、膝に直接のせて使うことを考えると熱く感じられるだろう。必ずテーブルの上で使うか、バッグ等を台にして使うことをオススメしたい。

■Windowsエクスペリエンスインデックス
プロセッサ 6.9
メモリ 5.9
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 6.4
プライマリハードディスク 7.9
■PCMark 7
PCMark Score 4231
■3DMark 11 (Performance)
3DMark Score P571

CrystalDiskMark 3.0.1

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