Pocket WiFi LTE GL04Pの特長とは?

続いて、EMOBILE LTEに対応するモバイルWi-Fiルータの最新機種「Pocket WiFi LTE GL04P」をチェックしていこう。モバイルWi-Fiルータとして人気の「Pocket WiFi」シリーズの最新機種でもあるGL04Pは、小型で軽量ながらも3000mAhの大容量バッテリーを搭載し、LTEと3Gともに最大約9時間の連続通信が可能であることが特長。さらに、無線LANオフ時の待機時間は約380時間と、前機種にあたるGL01Pの約200時間よりもさらに長時間となっている。

GL04Pの寸法・重量は、従来モデル「GL01P」とほぼ同等であり、名刺入れ程度の大きさ。GL01Pが縦向きで画面を見る仕様であったのに対し、GL04Pでは横向きで画面を見るようになっている。パソコンやスマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機など、最大10台のWi-Fi対応機器からの同時接続が可能で、無線LANの設定を簡単に行えるWPSボタンも備えている。また、PCとUSBケーブルで接続し、有線で通信することも可能。有線接続に必要なPC向けのアプリケーションは、本体をUSBケーブルで接続することでインストール可能だ。そのほか、micro SD、SDHCカードスロットを搭載していて、最大32GBのSDHCカードを利用できる。

GL04Pの側面。Wi-Fi設定が簡単にできるWPSボタンとMicro USBポートを備えている

携帯ストラップを取り付けられるほか、micro SD、SDHCカードスロットも搭載

大きさは名刺入れと同程度でコンパクトだ

GL04Pの特長のひとつでもあるのが、LTE通信規格の「UE Category4」に対応し、将来的には下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの通信が可能であることだ。ただし、現在のところ、EMOBILE LTEのネットワークでは、Category4の最大速度を実現することはできないため、最大速度は下り75Mbps、上り25Mbpsとなっている。