たくさんのすてきな女性ダンサー

小学生部門の1位は、インパクトと三度に渡る変化を見せた衣装に加え、パワーとキレのあるダンス、表情など高い構成力で他を圧倒した「★Bambi★」が受賞。1位の証であるオリジナルロゴ入りBaby-Gと盾、副賞が贈られた。「応援してくれた人も多くて、緊張はしたけど楽しく踊れてよかった」、「納得する踊りができて嬉しい」と語った2人。ダンスの時とは打って変わった、小学生らしい笑顔で周囲の笑顔を誘った。

★Bambi★

以下、安定した技術に伸びやかな表現が印象的だった「Sedna&Artemis」が2位、近年のダンス曲が中心だった今大会で80'sエレクトロトラックやアクロバットが新鮮だった「Honey Beat」が3位を受賞し、盾と副賞を受け取った。

Sedna&Artemis

Honey Beat

高校生部門の1位には、男性顔負けの完成度を持つロボットダンスで観客を釘付けにした「G2BeasT」が選ばれた。オリジナルロゴ入りBaby-Gと盾のほか、沖縄でのグランドファイナル大会への招待を含め、多数の副賞が授与された。実は、本ユニットでは初のコンテスト出場。「男っぽいダンスだし『ガールズ』という名に合わないかもと思っていたので嬉しい」と、ボーイッシュな印象とは反対のキュートな笑顔で喜びを語った。

G2BeasT

以下、出だしから観客を惹きつけ、フォーメーションの楽しさやスピード感を見せた「GLC!!」が2位、エレガントな衣装とアッパーなショー風ダンスで独自の個性を発揮した「SIGNAL」が3位となり、同様に盾と副賞を受け取った。

GLC!!

SIGNAL

「★Bambi★」と「G2BeasT」はウィニングダンスを披露。「G2BeasT」の2人が、優勝の証であるBaby-Gをアドリブでアピールするシーンもあり、会場は大いに盛り上がった。

★Bambi★

G2BeasT

ティーン限定ながら、45チームという大規模イベントになった東京予選。審査講評では、しずにゃん氏から「結果よりも挑戦することが大事。諦めずに今回の結果を次に活かしてほしい。ダンスをさせてくれるご両親や周囲の人々への感謝の気持ちも忘れずに」との言葉が出るなど、ダンス文化の低年齢化を再確認することにもなった。

Junko☆氏からは「負けた悔しさをバネにして工夫や努力を続ければ、いつか泣かなくていい日がくるはず。とにかく女の子のパワー溢れるダンスがたくさん見られてよかった」との激励もあった。

Baby-Gが彼女たちの成長する場をサポートすることで、たくさんのすてきな女性ダンサーが増えていくことだろう。本大会のグランドファイナルも含め、今後の展開が楽しみだ。

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