ティーンのパワーが弾けたガールズダンスコンテスト - Baby-G Presents Girl's PARTY!

7月1日、東京のアクアシティお台場にて、「Baby-G Presents Girl's PARTY!」の東京予選が行われた。カシオの女性向け耐衝撃ウオッチ「Baby-G」が主催する、ティーン、しかも女の子たちに限ったダンスコンテストだ。上位入賞のグループは7月29日、沖縄で開催されるグランドファイナル大会に出場できるとあり、注目度も抜群。会場は応援に集まった人々でぎっしりと埋まっていた。

15時から始まった予選は、未来のBaby-Gダンサーを発掘する「小学生部門」と、Baby-Gダンサーを決める「中高校生部門」の2部構成。まずはMCのMIKU(YA-KYIM)氏から、「Baby-Gのコンセプトである『タフ・キュート・クール』な女性、自分らしくアクティビティを表現し、スポーツや音楽、アートなど幅広くPRできるガールズダンサーを探す」との大会コンセプトが説明された。優勝者は、Baby-Gダンサーとして活躍中の「KYOKA & MAiKA」とともに、イベントやメディアでの活動に参加する。

大会全体の審査基準は「選曲スキル、ダンススキル、ファッションのオリジナリティ」。ダンサーとしての第一歩ともなるため、緊張の面持ちの参加者が多かった。

審査員は、キッズダンスプロデューサー・しづにゃん氏とGALAXXY主宰・Junko☆氏。「軽くてキュート、練習にもぴったり」と、Baby-Gとダンスの親和性のほか、「女性らしさもありつつ芯の強いダンサーと出会いたい」(しづにゃん氏)、「オンリーワンの個性を表現しているダンサーを探したい」(Junko☆氏)と各自の期待を語った。

レベルたけぇ～

東京は予選最大の激戦区だけあり、各部門とも多くの応募があった東京。小学生部門では、大人顔負けのセクシーなレゲトン風ダンスを披露した「QPIE」や、独自のギミックを見せた「YK-ELF」、シンプルなストリートファッションにロービートトラックで他チームと一線を画した「Plush」、"和"路線の「P.D.ガールズ」など多彩な作品が並んだ。

中高校生部門では、ダンスの完成度はもちろん小道具や衣装、複雑な構成で観客を飽きさせない作品が多かった。ステッキを活かした「BIKINI」、唯一のソロダンサー「aMalgaM」、80'sファッションにダイナミックな振付の「ありえる」、衣装も含めてハード/セクシーの2面性を表した「a2」、ステージを立体的に使い迫力のあるダンスを見せた「MOVE」など個性に溢れていた。

全45組のダンス終了後、スペシャルゲストタイムへ。まずは、前年度優勝者の「KYOKA & MAiKA」(REGARD/RUSH BALL)によるショーケースが披露された。今回の予選参加者とほぼ同年代の2人だが、フランスのストリートダンスコンテスト「JUSTE DEBOUT」で準優勝を収めるなど、そのスキルは世界レベル。この日も圧倒的な技術と迫力を詰め込んだ3分間を見せてくれた。

ライブタイムでは、男女ラップユニット「Allies」と、J-R&Bシンガー「JASMINE」が登場。

Alliesは「がんばる人を応援する曲」という最新作「Calling U」を披露、審査を心待ちにするガールズダンサーたちの心に応援歌として響いたようだ。一方、JASMINEのライブでは、ロゴ入り風船が空を飛び、会場が一気にダンスホールに変身。新曲「Best Partner」を中心に、熱狂的なファンと参加者が一体となって盛り上がった。

最後は、ティーンに人気の『Popteen』誌からモデルの舟山久美子さん、西川瑞希さん、椎名ひかりさんが登場。色違いの Baby-G Neon Dial Series を付けた3人は、「POPダンス部」の始動についてや、講師の KYOKA & MAiKA と行ったダンス練習の裏話などを披露した。さらに「練習の時にコマ送りでポーズを確認できるEXILIMがすごく便利」と、カシオのコンパクトデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の最新モデル「ZR20」の快適さもアピールしていた。

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