さらに、音声通話でお互いの言語を翻訳したり、話しかけた言葉を翻訳してくれる「通訳電話」では、従来の3カ国語対応から10カ国語対応に拡大するなど機能を向上。テキスト翻訳の「メール翻訳コンシェル」も新たに提供。日本語から英語、中国語、韓国語にそれぞれテキストを翻訳することができる。

新サービスとして「メール翻訳コンシェル」を提供

Webの翻訳ツールに比べても「精度は高い」(同社)と自信を見せるサービスで、仮に「文法的に多少のおかしな部分があっても、趣旨は通じる」(同社)レベルでテキスト翻訳ができるという。翻訳したテキストは、Androidの共有機能を使ってメールなどに張り付けられ、メールで返信された文章でも、同じく共有機能でメール翻訳コンシェルアプリに転送して翻訳ができる。

メール翻訳コンシェルアプリで日本語を入力すると、クラウドから翻訳結果が戻ってくる。それを「spモードメール」アプリに転送するか、「アプリ連携」からほかのアプリに転送できる

spモードメールアプリに翻訳結果が貼り付けられるので、そのまま送信できる。相手から戻ってきたメールの内容も、同様に日本語に翻訳できる

実際のアプリ画面。入力はキーボード入力と音声入力が可能

画面下部には翻訳した文章をさらに日本語に再翻訳したものが表示され、正しい翻訳か確認できる。会場にいた韓国人の説明員によれば、多少違和感はあるが、問題なく文意は分かるそうだ

翻訳できるのは3カ国語

アプリ連携でspモードメールの本文に張り付けられる

相手は自分の言語(この場合は韓国語)で返信できる

韓国語で受信したら、アプリ連携でメール翻訳コンシェルアプリに転送する

翻訳結果が表示される

別の文章の韓国語翻訳と英語翻訳の結果