そのほか、新作アニメを追加料金で用意する、限定アニメを配信するといったことも検討していく計画だ。

画面遷移の例

実際のトップ画面

アニメを選んで再生すれば視聴できる

角川グループホールディングスの角川歴彦会長は、「今までにないアニメの視聴機会を提供する」とアピール。新会社の社長に就任する角川書店取締役の安田猛氏は、新会社として新作アニメへの出資や番組提供などの事業も行う意向を示している。

ドコモと角川で設立する合弁会社ドコモ・アニメストアの概要

角川歴彦会長(左)と安田猛氏

MUSICストア内には、「セレクション」を新設。J-POPを中心に、時代やアーティスト、ジャンルなどをテーマにした8チャンネル50番組を定額で流すサービスを用意する。2,000曲以上を月額315円で提供する。

局を選んでダウンロードするのではなく、チャンネルごとに用意された楽曲が流れるセレクション

さらに「安心・安全に使ってもらう取り組みは一層重要になる」(山田社長)ことから、セキュリティサービスの「ドコモ あんしんスキャン」の機能を拡充し、フィッシングサイトなどへのアクセスをブロックする「セーフブラウジング」機能を提供する。

あんしんスキャンでセーフブラウジング機能を提供

遠隔からスマートフォンの操作などのサポートを行う「あんしん遠隔サポート」は夏モデル全機種で対応。「スマートフォンお悩みサポートメニュー」も追加し、ユーザーのスマートフォン利用をサポートする。山田社長は、「高品質なXiをベースに、スマートフォンとドコモクラウドを組み合わせ、ライフスタイルにベストフィットしたスマートフォンの新たな世界を広げていきたい」とアピールする。

ドコモクラウドでは、今後さらにゲームやショッピングサービスやメールや電話帳のバックアップ機能を提供する計画

なお、ドコモ社長として最後の製品発表会となる山田社長は、顧客満足度向上、スマートフォンの拡販、しゃべってコンシェルなどのネットワークのインテリジェント化、総合サービス企業への進化といった目標を達成できたとして「思い残すことはない」と話した。

(記事提供: AndroWire編集部)