レノボ・ジャパンは、2012年4月1日付けで、代表取締役社長のロードリック・ラピン(Roderick Lappin)氏が代表取締役会長に就任し、取締役社長に渡辺朱美氏が就任したと発表した。

レノボ・ジャパンの社長に就任した渡辺朱美氏

新社長の渡辺氏は、日本アイ・ビー・エム出身で、執行役員としてハードウエア事業、アライアンス事業、インサイド・セールス事業等を歴任していた。また、1990年代にはThinkPadの開発やブランディング活動にも携わっていた経歴がある。

ラピン氏については、今後、レノボとNECとの合弁会社であるLenovo NEC Holdings B.V.の会長として、レノボ・ジャパンとNECパーソナルコンピュータが一つのグループとして顧客により良い製品やサービスを提供できるよう、両社のビジネスの相乗効果の最大化に取り組むとしている。