ベンチ実施、3Dゲームがスムーズに動く快適さ

ベンチマークとして「AnTuTu」と「Quadrant Standard Edition」を実行してみた。電源モードはバランスモードで実行している。

「AnTuTu」は5回実行した結果の平均が、10302だった。「Quadrant Standard Edition」は1回目の実行結果が2527。高速化する2回目以降は5回計測した平均が2980だった。

ちなみに、「Quadrant Standard Edition」でノーマルモードにした場合は2776、省電力モードでは2093となった。「AnTuTu」はノーマルモードで11095、省電力モードで5623と大きな差がついた。基本的にノーマルモードとバランスモードではあまり違いがでないようだ。

ベンチマーク結果も既存の各機種と比較したランキングで非常に上位になるが、実際に使った利用感でもかなりの高性能さを感じさせられた。文字入力時にも、高速な入力時にもたつく感じはない。Bluetoothキーボードをスマートフォンやタブレットに接続して利用する時にありがちな、ほんの少しのひっかかりがないのは本当に快適だ。

プリインストールされていたゲーム「Riptide GP」のデモ版をプレイしてみると、グラフィックス性能にも目を見張るものがある。これは水上バイクのレースゲームなのだが、端末の傾きで操作していて反応の後れを感じることは全くなかった。描画も非常になめらかでありコマ落ちなどはなく、水はねの表現はまるで撮影しているカメラレンズに本当に水滴がついたかのように見えた。

当然動画などもとても快適に閲覧することができるから、何に使いたい人にとっても使いやすい端末といえるだろう。

「Riptide GP」デモ版は非常に快適にプレイできた