ドッキングステーションでデスクトップPCのように利用可能
ドッキングステーションはオプション扱いで、本体のみの購入も可能だ。しかし、より活用するためにはぜひセット購入して欲しい。これがあるとないとでは、利用の幅が大きく違ってくるからだ。
ドッキングステーションの背面には、HDMIポート×1、LANポート×1、USB2.0ポート×1、マイク端子、ヘッドフォン端子が並んでいる。左側面にもUSB2.0ポート×1がある。
つまりドッキングステーションを取り付けると、USB2.0ポートが2つ増えるため、キーボードやマウスなどを繋いでデスクトップ型のように使うこともできるということだ。手持ちのキーボードとマウスをつないで使ってみたが、やはり使い勝手は格段によくなる。
有線LAN接続ができるようになるため、無線LANがセキュリティポリシーの関係上利用できないオフィスでもネットワークに参加することができる。簡易なデスクトップPCのように使えるし、ネットブック程度の性能は十分もっているのに外付けのキーボードを使えばより快適な入力が可能になる。
ただし、本体の設置には少し慣れが必要だ。ドッキングステーションの横幅は本体の横幅よりだいぶ短く、本体設置時に横の位置を決めるガイド的なものが存在しない。それでいて、本体側の電源コネクタとドッキングステーション側の突起とをうまくかみ合わせなければならない。慣れるまでは少し慎重に作業した方がよいだろう。
タブレット端末はどうしてもインプット面が弱くなりがちだが、各種デバイスやLNAケーブルなどをドッキングステーションに常時接続しておき、帰ってきたら本体を乗せれば即座に作業しやすい環境が作れるのは魅力的だ。