米国ラスベガスで開催中のInternational CES 2012で、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズがAndroid搭載スマートフォン「Xperia S」「Xperia ion」を発表した。Xperia Sは、4.3インチのHD液晶に1.5GHzデュアルコアCPUを搭載。Xperia ionは、同社としては初のLTE対応スマートフォンで、米AT&Tから発売される。Xperia Sは、日本モデルはXperia NXだ。

Xperia S(手前)とXperia ion

Xperia Sは、4.3インチHD液晶を採用し、モバイルBRAVIAエンジンを搭載する。フルHD撮影が可能な1,200万画素Exmor R for Mobileカメラや32GBの内蔵メモリ、NFCなどを内蔵する。国内モデルとしては、このうちNFCが省かれている。発売はグローバルで3月。

Xperia S。4.3インチ液晶を搭載し、本体下の一部が帯状に透けているのが大きな特徴

ホーム、メニュー、戻るのボタン位置を示すアイコンが配置されている。ボタン操作をすると白く光り、浮かんでいるように見える

本体上部には電源ボタンとイヤホン端子

本体側面。HDMI端子、ボリュームキー、カメラボタン。既存のXperia acr/acroと比べてHDMI端子にカバーが付いた

逆側面にはUSB端子。こちらもカバーがつけられている

本体背面。カメラは端にあり、Sony Ericssonロゴが残っている

Xperia ionは、米国AT&T向けの端末で、LTEに対応する。4.6インチHD液晶にモバイルBRAVIAエンジンを搭載。1.5GHzデュアルコアCPUや1,200万画素カメラ、16GBの内蔵メモリなどを備える。米国での発売は春になる見込み。

Xperia ion

本体背面。カメラ位置が少し中央に寄り、左右に帯ができるなど、デザインには相違点がある

AT&Tロゴが上部に配置されている

本体上部にはイヤホン端子

本体側面。USB端子とHDMI端子

カメラボタン、ボリュームボタン、電源ボタン

Xperia SとXperia ionは、スペックの違いはあるものの、機能的には共通点が多い。UIは同等で、HDMIを使ったテレビとの接続性や、カメラの機能など、Xperiaの強化点は共通している。