簡易NAS機能へはインターネット経由でもアクセス可能

AtermWR9500Nは、USBポートに接続したUSBストレージへ外出先からアクセスできる「USBファイルHTTP公開」機能も搭載している。外出先からでもインターネットを経由し、AtermWR9500N側のUSBストレージへ直接アクセスできるのだ。必要なデータをUSBストレージに保存しておけば、いつでも手軽にアクセス可能なプライベートクラウド環境となる。

USBストレージ設定の画面。コンピュータ名やワークグループなどの管理が可能。IDとパスワードの設定は必須だ

M@「USBファイル共有情報」では、アクセス中の端末なども確認できる

WebブラウザのアドレスボックスにIPアドレスとポート番号を入力すれば、USBストレージのデータをWebブラウザで確認できる。ローカルマシンからのファイルアップロードにも対応

保存されているファイルの一覧表示。ファイル名をクリックしてダウンロードも可能

簡易DDNS機能の「ホームIPロケーション」は無料で使える

インターネット経由でアクセスする場合、「ホームIPロケーション」機能を設定しておくと便利だ。AtermWR9500NのWANポートに割り当てられたグローバルIPアドレスの代わりに、特定の「ホームIPロケーション名」をWebブラウザに入力してアクセスできる。ホームIPロケーションはダイナミックDNS機能の一種だが、無料で使えるのが大きな魅力だ。

「ホームIPロケーション機能」を有効にしておくと、外出先などからインターネットを経由して、AtermWR9500Nの簡易NAS機能などへと簡単にアクセスできる

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