Far Cry 2(グラフ26~31)

Ubisoft
http://farcry.uk.ubi.com/experience/

ベンチマーク方法はこちらを参照。FPSの代表、というよりは軽いベンチマークの代表として取り上げてみた。今回もテストは4パターン(DX10 UltraHigh /DX10 High/DX9 Ultra High/DX10 Low)を取ったが、DX9同士とDX10同士で傾向が似ているので、DX9 Low(グラフ26~28)とDX10 Ultra High(グラフ29~31)をみてみたい。

今回は普段より細かく、平均(Avg)以外に最大(Max)と最小(Min)も取ってみた。ということでまずDX9 LowのAvg(グラフ26)からみてみると、3960Xは990Xとは歴然たるフレームレートの差があるが、それでも2600Kに微妙に追いつかない、という位置にいる。ただMax(グラフ27)をみると2600Kを上回っている場合もあるから、グラフィックの処理に何かネックがあるという訳ではない。その一方でMin(グラフ28)をみると、3960Xはどの解像度でも5~10fpsほど2600Kを下回っているあたり、これはゲーム内部の処理が間に合っていないのだと想像される。

ではもう少しグラフィック負荷の高いDX10 Ultra Highでは? ということでまずAvg(グラフ29)だが、相変わらず2fpsほどとはいえ、3960Xは2600Kに追いついていない。Max(グラフ30)は? というと、1920×1200pixelを除き3960Xが高い数値を出しているから、やはりグラフィック処理の問題ではない。結局Min(グラフ31)の結果が示す通り、ゲーム内部の処理の問題と言えよう。