• Intel Core シリーズ3 モバイル・プロセッサー

    Intel Core シリーズ3 モバイル・プロセッサー

米Intelは4月16日、CPUの新製品として、「Intel Core シリーズ3 モバイル・プロセッサー」を発表した。Wildcat Lakeの開発コードネームで計画されていたモバイル向けプロセッサで、先行したCore Ultra シリーズ3(Panther Lake)にくらべ価格を抑えたラインナップを展開する。アーキテクチャはPanther Lakeベースであり、製造プロセスも同じIntel 18Aによるものだ。

今回のCore シリーズ3は、価格志向のユーザーや企業、エッジデバイス向けに、高度なパフォーマンス、卓越したバッテリ駆動時間、AI対応機能を提供する製品だという。同プロセッサを搭載するコンシューマー/企業向けシステムは、米国時間4月16日より順次発売され、エッジシステムについても2026年第2四半期から提供が始まる予定とのこと。

  • Core シリーズ3の主な特徴とスペック。Panther Lakeと同じく、電力効率やAI性能のメリットを強く打ち出している

    Core シリーズ3の主な特徴とスペック。Panther Lakeと同じく、電力効率やAI性能のメリットを強く打ち出している

  • 製造技術もIntel 18Aを使っており、まさにPanther Lakeの廉価版といえる製品だ

    製造技術もIntel 18Aを使っており、まさにPanther Lakeの廉価版といえる製品だ

性能面では、5年前のPCと比較して、シングルスレッド性能が最大47%向上、マルチスレッド性能が最大41%向上、GPU AI性能が最大2.8倍向上するとしている。AI性能はプラットフォーム全体で最大40TOPS。画像認識や音声認識など、統合AIアクセラレーションを備えたエッジ向けの性能もアピールしており、NVIDIA Jetson Orin Nanoと比較して、6コアモデルのCore 7 350で、物体検出性能が最大1.5倍、画像分類速度が最大1.9倍、ビデオ分析性能が最大2.2倍向上するとしている。

  • 一般的なPC買い替えサイクルと言われる「5年前」のPC(Core i7-1185G7)を想定したパフォーマンス比較

    一般的なPC買い替えサイクルと言われる「5年前」のPC(Core i7-1185G7)を想定したパフォーマンス比較

  • Raptor Lake世代のCore 7 150Uとベンチマーク比較したグラフ。CreationとProductivityのアプリケーション性能

    Raptor Lake世代のCore 7 150Uとベンチマーク比較したグラフ。CreationとProductivityのアプリケーション性能

  • これも対Core 7 150Uで、AI性能を比較

    これも対Core 7 150Uで、AI性能を比較

  • これも対Core 7 150Uで、電力効率の改善具合をグラフ化

    これも対Core 7 150Uで、電力効率の改善具合をグラフ化

Core シリーズ3のモデルラインナップは以下の表の通り。

  • Core シリーズ3のモバイルPC向けラインナップ

    Core シリーズ3のモバイルPC向けラインナップ

  • エッジ向けのラインナップも別途公開している。PC向けと同じスペックだが、Core 5 305はエッジ向けのみで用意

    エッジ向けのラインナップも別途公開している。PC向けと同じスペックだが、Core 5 305はエッジ向けのみで用意