ウィルコムは21日、2011年秋冬モデルのPHS端末を発表した。「WX01J」は、PBXに対応してオフィスの固定電話の子機として利用できるオフィスモードを搭載したPHS端末。発売は2012年3月上旬予定で、価格は未定。

WX01J

WX01J(日本無線製)は、シンプルなストレート型のPHS端末で、事業所用コードレスシステムに対応したPBXに登録することで、オフィスの固定電話の子機として利用できる「オフィスモード」(自営標準第2版)を搭載した。外出先では公衆モードを利用することで、PHSとして利用できる。

ウィルコムの電話機を管理者がWeb上で一括管理できる「ビジネス安心サービス」に対応しており、複数の電話機の一括設定、機能制限、セキュリティ対策など、企業ポリシーに沿った管理が可能になる。Web機能、カメラ機能のように、業務に必要のない機能は搭載しておらず、企業でも安心して利用できるようになっている。

本体サイズは43(W)×128(H)×14(D)mm、約90g(未確定)で、ディスプレイは約2.0インチQVGA液晶を搭載する。連続通話時間は約6.5時間、連続待受時間は約700時間(未確定)。赤外線通信機能はサポートしている。