そして大きいのが4つめのSDカードサポートだ。XOOMには最初からSDカードスロットが搭載されているが、その機能は無効化されており、OSアップデートが行われるまで使用しないようにとの警告が行われていた。実際、本体上部にあるベゼルを引き抜くと、SDカードスロットに該当する部分には透明のmicroSDサイズのカードが挿入されており、そこには「Replace with MicroSD only after Android system update」と記載されている。つまりOSアップデートが完了するまで透明な板を引き抜くなということだ。Android 3.1へのアップデート後はこのスロットが利用可能になり、ファイルブラウザでカードの中身を閲覧可能になる。Androidはデフォルト状態ではすぐに本体のストレージ容量をアプリのインストールで圧迫されてしまうため、ある程度大容量のSDカードを外部ストレージとして挿入しておく必要がある。Android 3.1へのアップデートは必須事項だといえるだろう。

Android 3.1のOTAが利用可能になると、定期的にアップデートを促すメッセージが表示される

アップデート後のバージョン番号とカーネルバージョン

動画サイトへ接続すると、Flash Playerの導入を促す警告メッセージが表示される。XOOMのデフォルト状態ではFlashはインストールされていない

Android 3.1の導入後はSDカードの利用が可能になる

本体上部にあるベゼルを引き抜くと、SDカードスロットが見える。なお、このSDカードスロットの横は携帯キャリアのSIMカードを挿すエリアとなっており、米国などで提供されている3G版の場合はここにSIMカードが導入されている。au版XOOMはWi-Fi仕様のため、ベゼルでこの部分が埋められている

先ほどのカードスロットの部分に見えていた透明な板を引き抜くと、そこにはAndroid OSのアップデートを行うまではこのスロットを利用しないようにとの警告が

microSDカードはこのように挿入する。向きに注意する必要がある