お米の未来づくり研究会は7月13日、三洋電機のライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」の試食イベントを開催する。米穀店にしかできない、お米の美味しさを最大限に引き出すテクニックやオリジナルの米パンレシピなど、米穀店ならではのアイデアを持ち寄り、お米の消費拡大につなげたい考えだ。

ライスブレッドクッカー「GOPAN」は昨年11月11日に発売を開始。一時注文受け付けを見合わせた後、今年4月27日より販売を再開した。現在も生産数量を上回る発注があり、6月末段階で累計出荷台数10万台を突破。受注見合わせの期間を差し引くと実質約2カ月での10万台突破となった。

同研究会は、全国米穀店の会員制組織「全国米国店経営研究会」の有志で発足した分科会。今回のイベントでは、神奈川県の小島米店(川崎市多摩区宿河原1-20-1)、佐野屋(横浜市港区別所中里台41-12)、東京都の山崎商店(東大和市丘3-44-17-6-1-104)、お米ひろば 野口屋(西東京市東町3-5-5)など、北は北海道から南は愛媛県までの約30店舗が試食を実施する予定。各店舗先着30名程度で、無くなり次第終了する。

同研究会幹事で山崎商店代表理事の山崎正人氏は、「GOPAN」の魅力について「試食会で今まで食べたことのないモチモチ感とパンでは味わえないお米の甘み、旨味が非常に出ていることにびっくりした」とコメント。試食会では、オリジナルの米パンレシピのほか、米穀店オリジナルのお米紹介など予定している。