シャープは、総合医科学研究所に試験を委託し、高濃度プラズマクラスター(イオン濃度25,000個/立方センチメートル)が通年性アレルギー性鼻炎の主な原因である浮遊ダニアレルゲンを大幅に分解・除去し、主症状である鼻づまりを顕著に緩和する効果があることを、ヒトにおいて実証したと発表した。

同社は2009年に、大阪市立大学大学院 医学研究科 分子病態学教室と共同で、プラズマクラスターイオンの高濃度化が、浮遊ダニアレルゲンによるアレルギー反応(アレルゲンとIgE抗体との反応)を飛躍的に低減する効果があることを、マウスを使った試験で実証しており、今回の実証ではこれをさらに発展させ、ヒトのアレルギー症状を緩和する効果があることを確認したとしている。

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