2011年1月2日午前8時から、恒例の初売りが全国のアップルストアで行われた。アップル製品および関連製品が特別価格で販売されたほか、例年、前日から長蛇の列ができるほどの人気を博しているLucky Bag (福袋)の販売も行われた。この初売りは、オンラインのApple Storeでも行われている。

アップルストア銀座、初売りカウントダウンの様子

Lucky Bagは深夜0時30分に並んだ人で完売

東京・銀座のアップルストア銀座では、1月1日午前6時から並んだ男性を先頭に、2日午前8時過ぎには約1000人が列を作っており、約400個用意されたLucky Bagは深夜0時30分の時点で完売。当日始発で駆けつけても購入できないという人気ぶりとなった。

この日の銀座は、プランタン銀座をはじめとして、各店舗による初売りラッシュとなっていたが、そのなかでもアップルストアの列は目立つものとなっていた。 

Lucky Bagが完売した告知が出ているのをみて残念がるものの、それでも初売りの列に並ぶ人がいるなど、アップルの人気ぶりを象徴するものになったといえる。並んでいる人には、1 Movie Rentalカードがプレゼントされるといった特典もあった。

先頭の男性は1日の始発に乗ってアップルストア銀座に駆けつけた

2日深夜0時30分にはLucky Bagが完売となった

午前7時30分過ぎには長蛇の列は銀座一丁目まで続いた。この列に並んでもすでにLucky Bagは購入できない

並んでいる人に1 Movie Rentalカードをプレゼント

これが配布された1 Movie Rentalカード

初売り開始前にスタッフが集まって店内を盛り上げる

スタッフの誘導によって店内に入店

この日はGENIUS BARもレジに早変わり

これが2011年版のLucky Bag

Lucky Bagが先頭の男性に手渡される

先頭に並んだ神奈川県の男性は、昨年夏からMacを使いはじめており、8年ほど利用していたWindows PCから移行したという。「あっという間にMacに魅了された。今年はアプリケーションを開発するということもあり、景気づけの意味もあって、初めて初売りに参加した。並ぶならば一番を目指し、1月1日の始発に乗ってアップルストア銀座に駆けつけた」とのこと。

Lucky Bagの価格は30,000円。バッグのなかには、総額で60,000円相当の製品が入っているという。また、いくつかのLucky Bagには、iPad 16GB版が当たるLucky Cardが入っており、当選者にはその場でiPadがプレゼントされた。

Lucky Bagの中身。先頭の男性に協力していただき中身をみせてもらった

iPod nano

iPodなどを搭載できるiHomeのポータブルスピーカーシステム「iP56」

iPodやiPhoneをコントロールできるリモコンが付属したヘッドフォンのSennheiser i300

Nike+用のセンサー。Nike+シューズのポケットに装着すればiPodとワイヤレス通信が可能

GRIFFIN Slap Case。iPod nanoを腕時計のようにして利用できる

iPhoneおよびiPod用のバッテリーであるJuice Pack Reserve

オーディオケーブルのiWires

そして最後にオリジナルTシャツ

約400個のLucky Bagが用意された

Lucky Cardが入っていないか、その場でかばんの中身をチェック

iPad 16GB版が当たったLucky Bag購入者

これが当たりとなるLucky Card

また、アップルストア銀座では、この日だけの特別価格で初売りを行った。

iPadが4,000円引きで購入できるほか、MacBook Proでは8,400円引き、iMacが8,400円引き、iPad nanoでは1,000~2,000円引きなど。そのほか、ソフトウェアやプリンタ、スピーカーのほか、ケースをはじめとするアクセサリーなども特別価格で販売された。

初売りおよびLucky Bagの販売は、全国のアップルストアでも同時に行われており、大阪・心斎橋のアップルストア心斎橋でも早朝から約800人が列を作ったという。

初売りは1月2日だけの特別価格で販売

初売りでは、iPadなどが特別価格で販売された

特別価格に購入を検討する人たち。まとめ買いをしていく姿も目立った

各種製品が特別価格で販売されている

初売りはオンラインストアでも開催

さらに、初売りは、オンラインのApple Storeでも行われ、ここでもiMacやMacBook Proなどのアップル製品や周辺機器、ソフトウェア、アクセサリーが特別価格で購入できるようになっている。

なお、アップルストアでは、1月3日から5日までの3日間、無料で受講できる新春キッズワークショップを開催する。これも毎年恒例となっている新春企画のひとつだ。親子で一緒にMacを学べることをコンセプトに実施するもので、フォト、ムービー、ミュージックの3つのクラスを用意。各クラスとも2時間構成として、冬休みに撮影した写真やムービーを利用し、iPhotoを使った編集やフォトアルバム、スライドショーの制作、iMovieの特殊効果などを活用した映画や予告編などの作品が制作できるようになるという。