ゼンハイザージャパンは14日、ヘッドホン/ヘッドセットの新製品15モデルを発表した。出荷はすでに開始されており、先週末からすでに店頭に並んでいる。

非常に製品数が多いが、これらのなかで純粋な新製品は、「PX 360」「PX 30」の2機種のみ。PX 360は、大きめのイヤーカップを備えるスタンダードなミドルクラスの密閉型のヘッドホン。ハウジングは折り畳み式で、さらに回転可能。コンパクトに収納できる。PX 30は、ロープライスなエントリーモデル。

ミドルクラスの密閉型ヘッドホン「PX 360」

エントリークラスの「PX 30」

「CX 680i」「MX 680i」「OMX 680i」「PMX 680i」は、今年2月に発表されたSennheser/adidas Lineの追加ラインナップ。アウトドアスポーツ向けのヘッドホンで、汗や雨、あるいは振動などにも耐える堅牢性を特徴とする。新モデルは、それぞれ、現行モデルの「CX 680」「MX 680」「OMX 680」「PMX 680」にマイクをプラスしたもの。同じく、「CX 880i」「IE 8i」「HD 218i」「HD 238i」「PX 100-IIi」「PX 200-IIi」も「CX 880」「IE 8」「HD 218」「HD 238」「PX 100-II」「PX 200-II」にマイクをつけたモデル。いずれも、iPod/iPhoneのコントロールが可能なリモコンも装備している。

Sennheser/adidas Lineの新モデル。左から「CX 680i」「MX 680i」「OMX 680i」「PMX 680i」

マイクとiPod/iPhoneのコントロールが可能なリモコンがついた「CX 880i」「IE 8i」「HD 218i」「HD 238i」「PX 100-IIi」「PX 200-IIi」

「HD 202II」「HD 205II」「HD 215II」は、それぞれ、「HD 202」「HD 205」「HD 215」のパッケージを変更したモデル。モニターやDJ用のエントリーモデルとなる、ロープライスな密閉型ヘッドホン。

ロープライスながらモニターやDJにも使える「HD 202II」「HD 205II」「HD 215II」

型番 本体質量 形式 コード 価格 推定小売価格
CX 660i 約14g ダイナミック・インイヤー Y型1.2m オープン 7,500円前後
MX 680i 約16g 6,500円前後
OMX 680i 約20g 7,500円前後
PMX 680i 約22g 片出し1.2m 1万円前後
CX 880i 約6g Y型1.2m 1万4,000円前後
IE 8i 約16g 4万4,000円前後
HD 202II 約184g ダイナミック・密閉 両出し3m 5,000円前後
HD 205II 約226g 片出し3m 6,500円前後
HD 215II 約353g 方出し3m(カールコード) 9,000円前後
HD 218i 約92g 片出し1.2m 8,000円前後
HD 238i 約106g ダイナミック・オープンエアー 1万3,000円前後
PX 100-IIi 約70g 9,000円前後
PX 200-IIi 約84g ダイナミック・密閉 1万1,000円前後
PX 360 約172g 片出し1.5m 1万5,000円前後
PX 30 約65g ダイナミック・オープンエアー 両出し1m 2,500円前後