休憩をはさんだ2時間目は、いよいよ組み立て作業開始だ。CPUの取り付け、シリコングリス塗り、CPU FANの取り付け、メモリの取り付け、ハードディスクマウントの取り付け、ハードディスクの装着、DVDドライブの取り付けと作業は進んでいく。

まずは、ベアボーンの裏ブタを開けるところからスタート

最初に取り付けるパーツはCPU。ピンの位置を合わせ、慎重に作業を進める

注射器のような器具を使って、シリコングリスをCPUに塗る。橋立校長が「ちゃんと塗らないと、パソコンが止まることがあります」と注意。緊張感が高まる

CPU FANの取り付け。保護者も真剣な表情で見守る。筐体にきちっとはまらず、苦労する子が多かった

ドライバをまっすぐ立て、慎重にCPU FANをねじ止め。サポート役の先生も思わず横からのぞき込む

メモリを斜めして差し込む。メモリの装着は比較的スムーズだった。どちらかといえば、保護者や先生のほうが緊張ぎみ

ハードディスクマウントの取り付け。横からドライバを入れる。身長の高い子はやりづらそうだ。椅子に斜めにすわり、体をよじりながら作業する

ハードディスクにケーブルを取り付け、本体に装着する。ケーブルのピンの位置を先生に確認しながら進める

DVDドライブの取り付け。もう一度、手順をマニュアルで確認して、作業を行う

子供たちが参考にしていた組み立てマニュアル。小学生向けにわかりやすく書かれている

最後のパーツであるDVDドライブの取り付け。椅子から立ち上がって作業する

裏ブタをねじで固定して、組み立て作業は完了。ドライバをまっすぐ立て、両手で作業。最後まで、基本は忘れない

完成したパソコンに自分の名札を貼る。すぐに電源を入れ、動作を確認したいところだが、このあと通常の出荷用パソコンと同様の検査工程が待っている