アイシェアは24日、LED電球に関する意識調査を行い、その調査結果を発表した。調査は2010年4月28日~5月7日に実施され、同社無料メール転送サービス「CLUB BBQ」の会員である20代から40代の男女535名の回答を得た。

省エネ効果が高く、寿命が長いなどのメリットがあり、各メーカーより続々と新モデルが投入されているLED電球。だが、価格面の問題や、「従来の白熱電球とサイズが異なるものが多い」、「光の性質が異なる」など課題も残されている。

アンケート結果では、自宅の照明器具でLED電球を「利用している」人は14.8%と少数派。LED電球利用者の中でも、自宅の電球で「LED電球」のほうが多い人は16.5%、LED電球とその他の電球の比率が「どちらも同じくらい」という人も10.1%と少なく、普及は始まったばかりと考えられる。

LED電球利用者の購入理由は、「省エネで電気代が節約可能」が一番多く、50.6%を占めたという。購入理由の2位は「長寿命で頻繁に買い替えなくていい」(19.0%)、3位は「長寿命で頻繁に取り替えなくていい」(15.2%)となっている。

今後自宅の電球を取り換える際にLED電球を購入するかどうかに関しては、「必ずする」とした人が7.7%。「たぶんする」が56.8%となり、合計64.5%が次回購入時はLED電球に「する」と回答。そんな中、「しない」と回答した人の理由では「価格が高い」が多く、「賃貸なのでLED電球の寿命まで同じ家に住まない」「光の色味が好きじゃないから」「照明器具とサイズが合わない」という声もあったという。