Apple Store, Shibuyaが、就職活動中の学生に向けたiPhone活用イベント「Appetizer.jp presents:iPhone就活術」を開催。19時からのイベントには約50名の学生が参加し、就職活動にiPhoneをどう活用したらいいのか、活用したらどうなるのかの紹介に熱心に耳を傾けた。

約50名もの学生が参加。iPhoneの活用術に熱心に耳を傾けていた

会場では、慶應義塾大学SFC研究所上席所員でAppetizer Japan編集長 松村太郎氏、全国就活支援団体「就活バリュー」代表 伊澤諒太氏、就職活動サイトジョブウェブ代表取締役社長 佐藤孝治氏がiPhoneの使い方を指南した。

Apple Store, Shibuyaで開催された「Appetizer.jp presents:iPhone就活術」

Webサイト「ジョブウェブ」で就職活動を支援しているジョブウェブ代表取締役社長の佐藤孝治氏

「しゅうかついったー」「就活カレンダー.com」を運営する就活バリュー代表の伊澤諒太氏

慶應義塾大学SFC研究所上席所員でAppetizer Japan編集長 松村太郎氏

まずはiPhoneでの活用法として、(1)「スケジュール管理」「メール」「Webエントリー」の活用方法、(2)社会人との出会い、情報のインプット/アウトプットによる成長、(3)人と人とのネットワークを作る重要性などをテーマに話が進められた。

携帯電話に対するiPhoneの優位点について伊澤氏は、得られる情報のスピードが違うと説明。RSSリーダが役立つ点などを挙げた。佐藤氏は、「24時間いつでも使うには携帯電話が、さまざまな情報を得るのはパソコンがいいと思っていたが、iPhoneは携帯電話とパソコンの長所を兼ね備えており、iPhoneを使うようになってから、パソコンを持ち歩かなくなった」と語った。また、就職活動で必要なエントリーや情報共有は、iPhone上でほとんどのことが完結すると説明。

会場にはTwitterが用意され、書き込みが即座に画面上に反映できる環境を用意。参加者からは「企業の連絡がすぐ読める」「エントリーシートを書いたり確認できる」「電車の中でIR情報を確認できる」「予定をカレンダーに登録できる」「地図をいつでも見られる」「Googleマップで調べた場所にすぐに連絡できる」など、就職活動でのiPhone活用例がつぶやかれた。

例えば、Webからのエントリーだと、携帯電話からはアクセスできなかったりする。大手企業だとエントリー開始から10分程度で締め切られたりすることもあり、iPhoneは移動時間にもエントリーできるので重宝しているとのこと。まさに情報戦の様相だ。

さらに、Googleカレンダーの利用の声も挙げられた。Googleカレンダーに登録すれば、iPhoneからでもパソコンからでも確認可能。もし、パソコンが故障しても、iPhoneさえあれば問題ない。

また、会場では「就職活動の最強パック」を紹介。佐藤氏は「まずGmail、iPhoneのメールクライアントと連絡先の同期が重要」。伊澤氏は「Twitterクライアントが必要で、『TweetBird』『夏ライオン』などがオススメ」とした。さらに、佐藤氏は「「Evernote」の他、よく使うサイトやドキュメントをボタンにするのも便利とし、乗換案内も必須。iPhoneをマニアックに使っている人に教えてもらう」ことを推奨していた。

なお、Apple Store, Shibuyaによれば、このようなイベントを随時開催するという。今後も就職活動関連のイベントを開催するとした。