バンダイナムコゲームスより今冬発売予定のプレイステーション・ポータブル向けチーム連係型ハイスピードハンティング『GOD EATER (ゴッドイーター)』。今回はチーム連係プレイの様子を中心に、本作の最新情報を紹介しよう。

PSP『ゴッドイーター』のメインビジュアル。巨大なアラガミ「ヴァジュラ」に立ち向かうゴッドイーターたちの雄姿が描かれた迫力のある一枚となっている

チーム連係プレイの様子をチェック

PSP『ゴッドイーター』では、1人プレイでも複数のNPCとの共闘が楽しめるのがポイント。ここでは冒頭のミッションで、新米ゴッドイーター(GE)の主人公がリーダーの「リンドウ」と一緒に挑む初めてのミッションの様子を紹介しよう。

■リンドウと連係して「オウガテイル」を討伐せよ
リンドウの神機はロングブレードタイプの近接専用武器。果敢に切りかかるリンドウに対して、PCは新型神機の可変性を活かして後ろからバックアップしているようだ。

アラガミが怯んだチャンスには、PCも神機を剣形態に変形させ一緒に斬りつけ、さらに強力なダメージを与えていこう。

前方のリンドウを見ると、神機の盾を展開してガードしているのが分かる。状況に応じてNPCも高度な戦闘を展開してくれそうだ。

続いて、その他のNPCたちとの共同ミッションの様子も紹介しよう。「旧型」と呼ばれるゴッドイーターの神機は剣形態と銃形態の変形ができない。その分しっかりと自らの役割に徹した活躍をしてくれるだろう。

一方、NPCの1人である「アリサ」は、PCと同じ「新型」のゴッドイーターであることが判明している。旧型ゴッドイーターとの共同ミッションでは可変武器の特性を活かして、戦況に応じた戦い方が求められてくるだろう。アリサの活躍にも期待したい。ひょっとしたら他にも新型のゴッドーターが登場するのだろうか。

コウタ、サクヤ、アリサとの4人で挑むミッションの様子。ミッション受注時には連れて行くNPCを選択可能だ

コウタと二人で遠距離からの攻撃を続ける主人公。だが、ヴァジュラも狙いを絞って反撃の予兆行動をとっている。一箇所に固まるのは得策とは言えないようだ

■「リンクエイド」でNPCと互いに連係しながら生き残れ
プレイヤーが戦闘不能になった場合でも制限時間以内ならばNPCが駆け寄ってきて「リンクエイド」を発動してくれる。その際にはキャラごとに独自の声をかけてくれるので共闘の雰囲気も盛り上がるぞ。

もちろん力尽きたNPCをリンクエイドで復活させてあげることも可能。NPCの戦闘不能回数はミッション失敗に関わる「リスポーン数」にはカウントされないので、プレイヤーの判断で仲間の救出を行える。だが、自らのピンチの際にも役立つだけに、できるだけ助け合いながらミッションを遂行するのがおススメだ。

キャラごとに独自の声をかけてくれる

■「リンクバースト」で超強力な濃縮弾をぶっ放せ
新型の神機使いは、敵から捕喰することで得られた「アラガミバレット」(敵アラガミが使用する強力な遠隔攻撃を弾丸化したもの)を、仲間に渡すことができる。これは「リンクバースト」と呼ばれ、受け渡された「アラガミバレット」は通常よりもさらに濃縮強化されていくのだ。

最大でLV3まで濃縮が可能で、LV3まで溜めて放つ「濃縮アラガミバレット」は、圧倒的な攻撃力と効果範囲を持つ。仲間との連係で濃縮バレットを精製し、ここぞというタイミングで一発逆転の一撃を放とう。

また、「アラガミバレット」の中には、麻痺などの状態異常を付与する効果のあるものも存在するらしいので、使いどころを見極めて使用するとバトルを一層優位に進めることができるだろう。

◎LV3まで濃縮した「アラガミバレット」は超強力
「小雷球機雷」はトラ型のアラガミ「ヴァジュラ」が使用する、小さな雷球を付近に複数発生させる技だ。この技を「アラガミバレット」として獲得することで敵に打ち返すことができる。LV1では敵の攻撃と大差ないが、下の画面写真を見てもわかるとおり、LV3まで濃縮した「アラガミバレット」は画面を覆い尽くす圧倒的な火力となって敵を包み込む。

濃縮「小雷球機雷」LV1

濃縮「小雷球機雷」LV3

濃縮「リンクバースト」(上からLV1、LV2、LV3)

NPCにも新型ゴッドイーターがいるので、「アラガミバレット」の濃縮が行える。だが、友だちとのマルチプレイでは全員が新型ゴッドイーターとなるので、4人の連係により、一層自由にこの「リンクバースト」が活用できることになる。「リンクバースト」はマルチプレイをよりアツくさせる要素といえそうだ。

「濃縮アラガミバレット」の受け渡し

■一撃必殺の「濃縮アラガミバレット」レベルアップ例
そのほかのおもな「濃縮アラガミバレット」のLVの違いを紹介していこう。

濃縮「拡散型ミサイル」

LV1

LV3

濃縮「大雷球」

LV1

LV3

濃縮「トマホーク」

LV1

LV3

濃縮「ホーミングレイ」

LV1

LV3

濃縮「スプレッドレイ」

LV1

LV3

TGS2009で公開されたプロモーションアニメの一部を紹介

ここでは、東京ゲームショウ2009の際、バンダイナムコゲームスブース内で行われたステージイベントにて公開されたPSP『ゴッドイーター』のプロモーションアニメの一部を紹介しよう。

現役時代のツバキの援護射撃を背にしながら、多数のアラガミの群れをなぎ倒しつつ進むソーマとリンドウ

窓を割って侵入してくる小型アラガミのザイゴート。一般の兵士に勝ち目はあるのだろうか?

巨大なアラガミ「クアドリガ」や「ボルグ・カムラン」も登場。体内から巨大なロケット弾を放つ!

このときソーマは12歳で初任務とのことだが、鋭い眼光は現在と変わらない

巨大なアラガミに渾身の一撃を喰らわせるリンドウ

巨大な爆発が、謎の触手のようなものに取り込まれていく。これもアラガミなのか?

既に若くして極東支部のトップの椅子に座っている支部長。全てを知るような笑みの先にはどんなビジョンが見えているのだろうか

現在では第一部隊の教官を務めるツバキも6年前は現役の神機使いだったようだ。手にした遠距離型神機は、コウタのそれにそっくりなようだが……?

なお、このアニメは、本日10月30日より11月4日まで、一週間の期間限定で公式サイトにて公開されることが決定したので、忘れずにチェックしておきたい。

個性的なNPCと彼らが操る神機

主人公とともに戦ってくれる保守第一部隊の同僚たちの中から、今回は部隊を率いるベテラン格の2人を紹介。TGS2009で初公開されたプレリュードアニメでの若き日の姿もあわせて紹介していこう。

■リンドウ
第一部隊の頼れるリーダーであるリンドウ。普段は飄々とした物言いでつかみどころのないところもあるが、部下には「とにかく死ぬな、生きていればあとはどうにでもなる」と常に説く。

リンドウ

リンドウの使用神機はロングブレードタイプの近接戦専用武器だ。歴戦を潜り抜けてきた戦いの勘で、どんな状況でも仲間を守ってきた。普段は第一部隊のメンバーとともにミッションに出動するが、時折単独で独自の行動をとっているらしく、その詳細は第一部隊のメンバーも知らされてはいないようだ。

TGS2009で公開されたアニメでは、まだ若い新人時代のリンドウの活躍が見れた。服装も現在のような渋いロングジャケットではなく、プレイヤーが選択できるフェンリルの制式衣装を着ているのがわかる。

■サクヤ
リンドウについで、第一部隊のまとめ役としてチームを引っ張るサクヤ。大人の女性らしい落ち着きと冷静な判断力は戦場でも心強い力となってくれるはずだ。

サクヤの神機は旧型の遠距離専用タイプ。しかしコウタの神機とは異なるスナイパータイプとなっており、敵から離れた位置から強力な一撃を放つのを得意としている。同僚たちとはだれとでも分け隔てがないが、リンドウとは単なる同僚以上の関係を匂わせる言動を見せることがある。

サクヤ

TGS2009で初公開されたプレリュードアニメでは本編の6年前の姿が一瞬だけ映っている。ロシア地区に向かうリンドウたちを心配するように立ち尽くす彼女だが、アナグラの「オペレーター」と同じ格好をしているのがわかる。彼女ももとはオペレーターとしてアナグラに赴任していたのだろうか?

ゲームタイトル GOD EATER (ゴッドイーター)
対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル チーム連係型ハイスピードハンティング
発売予定日 今冬
価格 5,229円
CEROレーティング 審査予定
(C)2009 NBGI