東芝ホームアプライアンスは21日、最大約600Wの吸込仕事率をもつサイクロン式クリーナー「VC-CY9D」と「VC-CY8E」を発表。発売は11月1日で、価格はオープン。推定市場価格はVC-CY9Dが4万円前後、VC-CY8Eが3万円前後。

サイクロン式クリーナー「VC-CY9D」(左)と「VC-CY8E」

今回発表された2製品の特徴は、同社独自の「ダブルエアロサイクロン」方式と強力モーターの採用。ダブルエアロサイクロンでは、ダストカップの背面と側面のほか、新たに底面にネットフィルターを張り、フィルター面積を従来モデル「VC-CX9D」比で35%拡大し、吸い込み風量を向上。これにより、最大約600Wの吸込仕事率を実現している。

また、ウイルスのほか、ダニ、花粉などのアレル物質の活動を抑制する「フラボノイドフィルター」と「ゼオライト脱臭フィルター」を搭載し、0.5μm以上の微細塵を約99.9%捕える。

さらに、ボタンを押すだけで簡単にゴミを捨てられる「ワンタッチゴミ捨て」、ヘッドを本体後部に立てかけられる「ちょいとスタンド」なども装備。VC-CY9Dは、ヘッド上部の「床上ダストゲッター」により浮遊ホコリを吸い込みながら、モーター駆動で壁ぎわ、隙間を掃除する回転ブラシ「軽量コンパクトパワーヘッド」を、VC-CY8Eは、前からも横からも吸い込む「ヨコわざコンパクトヘッド」を搭載する。このほか、VC-CY9Dでは「エコ自動モード」を搭載。エコ自動モード使用時は、強モードと比較して、消費電力量を約35%削減することができる。