GoogleサービスキーやHSUPAに対応した「L-06A」を試す - こっちもGoogleケータイ?

待受でかわいく着信履歴がわかる「アニマルキャラクター」を搭載

通常の待受画面の右側に収納されたもうひとつの待受画面に、かわいいキャラクターを表示できる「アニマルキャラクター」も特徴のひとつだ。画面に登場するキャラクターは電話帳と連携しており、電話帳に登録した相手ごとにキャラクターを設定できる。着信すると設定したキャラクターが待受画面に登場する。また、画面下部にあるメニュー部分にキャラクターをドラッグ&ドロップすることで、そのキャラクターに対応する相手に通話やメールを送信することもできる。

写真に手描き文字を追加してFLASH保存できるお絵かきモーション

続いてカメラ機能。L-06Aではアウトカメラとして、有効画素数500万画素CMOSセンサを搭載している。静止画は最大5Mサイズ、動画はQVGA(240×320ドット)で30fpsまで撮影可能だ。

ディスプレイを表にして閉じてデジカメスタイルで撮影することも可能で、この状態でのタッチ操作も可能だが、画面を触った部分にピンポイントでフォーカスを合わせる機能は利用できない。このほか、オートフォーカスや手ブレ補正、顔検出機能などが利用可能だ。L-06Aはデジカメ機能を売りにしたモデルではないが、十分なカメラ機能を搭載している。

このほか、タッチパネルを使用したいわゆる"お絵かき"機能「モーションお絵かき」も利用できる。この機能は、カメラで撮影した画像に手描き文字やスタンプなどを描き加えることができる機能で、描いた文字や絵に動きをつけたり、FLASHアニメーションとして保存したりできる。カメラの顔検出機能を利用して、撮影した顔の写真を魚眼レンズ風や頭でっかち風に加工できる「おもしろフェイス撮影モード」と組み合わせると、かなり面白いことができそうだ。

携帯電話のお絵かき機能は女性を中心に人気があり、ソフトバンク向けサムスン電子製「OMNIA 930SC」や「OMNIA pop 931SC」にも搭載されている。931SCなどと比べると、L-06Aのモーションお絵かき機能はスタンプの数などが少ない。

韓国メーカーでは初のおサイフケータイ搭載!! - "がんばっている"LG

L-06AはGoogleサービスキーとHSUPA方式を駆使してYoutubeやPicasaをどんどん活用したい人や、普段はダイアルキーなどを使って普通にケータイとして使用するが、タッチパネルを使ったお絵かき機能は使ってみたいという人におすすめしたい機種だ。

加えて、ワンセグに続いて、韓国メーカーでははじめておサイフケータイ(Felica)も搭載するなど、機能面も充実している。LG電子の努力が感じられる製品に仕上がっていると感じた。機能やデザインに興味を持った人は購入を検討してみてはいかがだろうか。

(memn0ck/K-MAX)

サイズ	110×52×15.6mm
質量	約131g
連続待受時間(3G/GSM)	約320時間/約220時間
連続通話時間(3G/GSM)	約200分/約180分
連続テレビ電話時間	約80分
メインディスプレイ	約3.0インチワイドVGA(横480×縦800ドット)/262,144色
サブディスプレイ	約1.0インチ(5×17ドット)LED Matrixサブ液晶(1色)
外側カメラ機能	有効画素数500万画素 CMOSカメラ
内側カメラ機能	有効画素数約31万画素 CMOSカメラ
外部メモリー	microSDカード(最大2GB)/microSDHCカード(最大8GB)
カラー	Hyper Red/Hyper White/Hyper Silver

対応機能

iコンシェル	－	iウィジェット	－
iモードブラウザバージョンアップ	－	Bluetooth/iアプリタッチ	－
電池残量表示の細分化	－	GPS/海外GPS	－
WORLD WING	3G+GSM	FOMAハイスピード	HSDPA7.2 HSUPA5.7
タッチパネル	○	設定引き継ぎ	－