LXシリーズで最も大きな魅力といえるTV機能についても、ユーザビリティを向上させる新機能が加わった。まず「ワンタッチ予約」は、電子番組表から希望の番組を選択し、リモコンの録画ボタンを押すだけで簡単に録画予約ができるというもの。番組の詳細ページへジャンプしてから予約操作を行う手間が省けるため、一分一秒が貴重な朝の忙しい時間帯でもサクッと複数番組の録画予約を済ませられる。さらに、録画予約の履歴からユーザーの好みに合う番組を「おすすめビデオ」として自動録画する機能についても視聴時の利便性がアップした。従来はおすすめビデオの内容を一覧表示する「おすすめコンテンツメニュー」が番組名と録画日時だけで表示されていたが、今回からはサムネイル表示にも対応しており、どのような番組かが一目で把握しやすくなったのである。

電子番組表には、リモコンの録画ボタンを押すだけで簡単に録画予約ができる「ワンタッチ予約」を新採用

その他の機能については、本体下部にワイヤレスキーボードを収納できる省スペース設計、2番組同時録画が可能な地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタルチューナー×2、BDドライブといった従来モデルが持つ特徴を踏襲。作業中の“ながら見"に最適なTV画面の「ウィンドウ表示」、離席時に画面と音をワンタッチで消せる「画面オフボタン」、録画番組の再生スピードが変えられる「早見再生」なども健在だ。

本体下部にワイヤレスキーボードを収納すれば、机上を広々と活用できる。電源ボタンの右側には、画面と音をワンタッチで消せる「画面オフボタン」を配置

ユーザビリティを高めるべく本体正面に配置された各種インタフェースとBDドライブ

本体正面のカバーを開くと、SD(SDHC)/メモリースティック対応スロット、IEEE1394(S400)、USB 2.0×2、ヘッドホン出力、マイク入力が並ぶ

右側面にはUSB 2.0×2とB-CASカードスロットが配置されている

左側面には地上デジタルアンテナ入力端子、BSデジタル・110度CSデジタルアンテナ入力端子、光デジタルオーディオ出力(角形)、ラインイン、ラインアウト、USB 2.0×2、LANポートを装備

ワイヤレスキーボード&横スクロール機能付きのワイヤレスマウスに加え、離れた場所からのマルチメディア操作に便利なリモコンが付属

本体背面にはインタフェースが一切ないので、各種周辺機器を接続するために移動するような手間も省ける