Q:確認ですが、昨日(2009年1月29日)Spartan-6が3種類、Virtex-6が2種類発表されましたが、これですべてという訳ではないですよね?

Tralka:今のところ計画しているのはこれですべてだが、この先どうなるかについてはコメントできない。例えばVirtex-5の場合は後からTXTが追加されたが、同じような事になる可能性はある。

Q:その可能性ですが、どのような機能が追加されると予測されます?

Tralka:それはコメントのしようがないなぁ。

Fienberg:例えばVirtex-5 TXTの場合、マーケットの要望はより高速なスピードだった。それは40Gとか100G(のEthernet)を構成したいというニーズがあり、そうした顧客のニーズを聞いた上で製品を投入した。

Virtex-6も同じで、複数のVirtex-5 TXTを1つのVirtex-6 HXTで置き換える事ができる。それは、そうしたニーズが顧客から寄せられた事でラインナップを決定している。要するに製品ラインナップを決めるのは、最終的には顧客の要望になる。顧客の製品の予測やテクノロジーの進化に合わせて我々も製品ラインナップを決めており、それが変われば我々も変える可能性があるだろう。

Tralka:だから、マーケットの動向が変わって新しいニーズが出てきたら、それにあわせて新しいラインナップを検討することになると思う。現時点では、各マーケットの動向を見る限り現状の製品ラインナップでカバーできると判断している。我々は3年前から新製品のラインナップの検討を始めており、途中で要求が変わればそれにあわせることをしてきた。

Q:Spartan-6はLXからリリースという話がありましたが、Virtex-6に関してはそうした話が一切なかったのですが?

Tralka:すでにSpartan-6はSample出荷を開始しているので、具体的なスケジュールについてお話できたが、Virtex-6についてはまだそこまで進んでいない。Virtex-6のSample出荷は今年第2四半期の予定であり、その頃にはもう少し詳細なアナウンスが可能になるだろう。