三洋電機は19日、ハイブリッド自転車「エネループ バイク」の新製品「CY-SPG226」を発表した。発売は4月1日で、価格は16万7,790円。

頑丈な設計のエネループ バイク「CY-SPG226」

同社のハイブリッド自転車は、回生充電システム「ループチャージ」を採用するなど、高いエネルギー効率と、前輪がモーター、後輪が人力という2WDによる高い安定性を特徴としている。昨年発売された「CY-SPA226」より、道交法の新規定に合わせ、人力とアシスト力との比が1:2に引き上げられている。今回のCY-SPG226も、CY-SPA226と同様、新規定に合わせたハイパワーモデル。

CY-SPA226との違いは、強度の高いスチール製のフレームや、最大過重10kgの前カゴ、大型のリアキャリア、幅広タイプのスタンドなどを採用しており、重い荷物の運搬などにも耐えられるようになっている点だ。また、タイヤサイズはCY-SPA226と同様26型だが、幅40mmの高耐過重/高耐久性タイヤが採用されている。

ただし、頑丈な装備の分、車体も重くなっているため、CY-SPA226に比べると、走行距離は10-15%程度減っている。また、価格も3万円程度高価となる。CY-SPG226は、ビジネスモデルといっても、配達などをメインの用途と考えた製品とのことで、ビジネスで使用する場合でも、移動のみに使用するのならCY-SPA226で十分なケースが多いだろう。