デロンギ・ジャパンはこのほど、全自動コーヒーマシン「De'Longhi MAGNIFICA(デロンギ マグニフィカ)」に新色のシルバーモデル「ESAM1200SJ」を追加すると発表した。発売は4月上旬で、価格はオープン。

「ESAM1200SJ」(新色シルバー) コーヒー豆だけでなくパウダーも使用できる

同製品は、2005年に発売されたDe'Longhi MAGNIFICA「EAM1000BJA」の機能を踏襲したモデル。コーヒー抽出やミルクフロスター、給水タンク着脱などを、すべて前面で行えるフロント・オペレーション仕様を採用しているため、狭いスペースでも設置することができる。また、7段階コーン式グラインダーの搭載で、好みに合わせて豆の挽き具合を調整することができる。そのほか、電子制御されたタンピング圧コントロール・システム付きのチューブレスの抽出ユニットを採用。前回挽いたコーヒーが本体内部に残りにくいため、新鮮なエスプレッソを抽出することができるという。

今回発表された製品では、グラインダーの駆動方式を従来機(EAM1000BJA)に採用されているギアドライブ方式からベルトドライブ方式に変更することで、豆を挽く音を73dbから66dbへと抑えた。また消費電力が、従来の1,150Wから1,250Wになったため、電源を入れてからの立ち上がり時間が約40秒短縮された。さらに、ボイラーの素材にステンレスを加えることで、耐久性を高めるとともに、ボイラーに石灰が付着しづらくなっている。

コーヒー1杯の抽出量は20~180cc。豆量設定は、1杯で7~11g(2杯:11~14g)。豆ホッパーの容量は200g。カス受け容量は1杯で14回分。適正抽出杯数は、1日あたり最大で35杯。タンク容量は1.8L(給水バルブ式)。電圧は100V。周波数は50/60Hz。コード長は1.9m。ポンプ圧は15気圧。サイズは280(W)×365(H)×380(D)mm。重さは10kg。