NTTドコモは24日、全国のFOMAエリア内でFOMA携帯電話とオフィスの内線通話が可能となる法人向けFMCソリューション「全国型内線サービス(仮称)」を2009年夏より提供する予定であることを発表した。FOMAエリア内であれば、どこにいてもFOMAをオフィスの内線電話のように利用することが可能となる。

全国のFOMAエリア内で、FOMAを同一法人のオフィスの内線電話機として利用できる

同サービスは、ユーザー企業のPBX(構内交換機)をドコモ網に接続することで、FOMAとオフィスの内線電話機、およびFOMAとFOMAとの通話が内線番号で利用可能になるというもの。これにより、全国どこにいてもFOMAで内線通話が利用でき、内線グループ内であれば定額料金で通話可能。加えて、PBX装置のアウトソーシングに対応。ドコモがPBX機能を提供することで、ユーザー側がPBXを設置していなくてもサービスの利用できる。

サービスの提供開始は2009年夏の予定で、利用料金などの詳細情報は決定次第発表されるという。なお、同様のFMCサービスは、ソフトバンクグループも来春より提供を開始するとしている。(関連記事)