エルザジャパンは31日、NVIDIAのGeForce 9800 GTX+を搭載する「ELSA GLADIAC 998 GTX Plus V2 512MB」と、GeForce GTX 260を搭載する「ELSA GLADIAC GTX 260 V2 896MB」のグラフィックスカード新製品2モデルを発表した。

両モデルとも、NVIDIA「CUDA」技術に対応しフィルタ処理の高速化を実現したペガシス製ビデオエンコーダ「TMPGEnc 4.0 XPress」特別体験版の専用ダウンロード券を同梱する。通常体験版の14日間に対し、30日間までの試用が可能だ。

「ELSA GLADIAC 998 GTX Plus V2 512MB」

冷却には同社オリジナルの静音2スロットFANを搭載。温度センサで負荷に応じて回転数が可変する

電源回路を見直すことで、従来モデルでは2系統だったPCI Express補助電源コネクタを1系統へと削減することに成功している。ボードサイズも従来モデル比で38mm短い全長229mmへとコンパクト化されており、より導入しやすくなった。

加えて、アイドル時にGPUとメモリのクロックを下げ、消費電力と発熱を抑えるダウンクロックモードを搭載。従来モデル比でアイドル時の消費電力が約8W低下、GPU温度は約7度低減しているという。

搭載メモリは容量512MBのGDDR3。バスインタフェースはPCI Express 2.0 x16。2系統デュアルリンクDVIビデオ出力を備え、HDMI出力機能・ビデオ出力機能にも対応する。

価格はオープンだが、店頭予想価格は26,000円前後。発売は11月上旬の予定だ。

「ELSA GLADIAC GTX 260 V2 896MB」

ストリーミングプロセッサを192基から216基へと強化したバージョンのGeForce GTX 260を採用

GPUは216基のストリーミングプロセッサを持つ「GeForce GTX 260」で、接続バス幅448bitの広帯域で接続された大容量896MB・高速1998MHz動作のGDDR3メモリを搭載するハイエンドクラスのグラフィックスカードだ。

バスインタフェースはPCI Express 2.0 x16。2系統デュアルリンクDVIビデオ出力を備え、HDMI出力機能・ビデオ出力機能にも対応する。

価格はオープンだが、店頭予想価格は43,000円前後。発売は11月上旬の予定だ。