StandbyDiskの動作環境

StandbyDiskを動作させるためには、次の環境が必要となる。

  • プロセッサ:Pentium(または完全互換)以上のCPUを搭載したIBM PC/AT互換のPC。
  • OS:Windows Vista(32ビットおよび64ビットの各エディション)、Windows XP Home Edition/Professional/Professional x64 Edition。ただし、ミラーリング機能は、Windows Vista、Windows XP共に32ビット版でのみ使用可能。Windows Server系OSでは使用できない。
  • メモリ:Windows Vistaは512MB以上(1GB以上を推奨)、Windows XPは128MB以上(256MB以上を推奨)。
  • ハードディスク空き容量:インストール用に20MBの空き容量が必要。
  • サポートしているファイルシステム:NTFS、FAT16、FAT32。NTFSは8MB~2TBまで、FAT16は8MB~4GBまで、FAT32は33MB~32GBまで対応。Microsoft BitLockerドライブ暗号化やダイナミックディスクには対応していない。また、ミラーリング機能はNTFSのみで使用可能となる。

その他に、インストールのために光学ドライブが必要となる。さて、注意が必要なのがスタンバイディスク(バックアップ側)用のHDDである。まず、現在、使用中のHDDと別のHDDが必要となる。バックアップ元のHDDの使用容量以上の容量が必要となる。普通ならば、使用中のHDDの全容量以上が望ましいだろう。スタンバイディスクとして使用するHDDは、StandbyDiskのインストールで、その内容がすべて消去される。USBやFireWire(IEEE 1394)接続のハードディスクも使用できる(バックアップのみ)。ただし、障害発生時にスタンバイディスクからの起動ができないこともある(マザーボードのBIOSなどの仕様に依存する)。Jaz、Zip、SyQuestなどのリムーバブルメディアには、対応していない。StandbyDiskを効果的に利用するのであれば、内蔵型のHDDをスタンバイディスク用に、増設することが望ましいところである。ノートPCなどでは、増設できないことが一般的なので、事前に検討をしておいてほしい。

StandbyDiskのインストールの前に

StandbyDiskのインストールの前に、スタンバイディスクを用意しておこう。PCの内部にHDDを増設する。コネクタ類を正しく接続する。本稿では、具体的な増設方法は解説できないので、PCの自作などを解説した書籍やWebページなどを参考にしてほしい。 増設したHDDであるが、StandbyDiskのスタンバイディスクとして使用するには、ドライブレターが割り当てられていると使用できない。そこで、[スタートメニュー]の[マイコンピュータ]を右クリックし、[管理]→[ディスクの管理]で、パーティションを削除しておく(図5)。

図5 スタンバイディスクのパーティションの削除

新規に購入したHDDの場合には、パーティションなどは確保されていないことが一般的である。しかし、念のために確認をしておいてほしい。現在、使用中のHDDをスタンバイディスクとして使用する場合には、必ず必要な作業となる。