エムオーディオはUSBオーディオインタフェース機能を搭載したポータブルデジタルピアノ「ProKeys Sono 88」、「ProKeys Sono 61」を発売した。価格は共にオープンで、実売予想価格はProKeys Sono 88が5万2,800円前後、ProKeys Sono 61が4万2,800円前後。
同製品はベロシティ・センシティブ対応の鍵盤を搭載、鍵盤の演奏情報を取得するキーベッドスキャンに最先端の技術を採用することで、高速なスキャンを実現している。本体内にはスタインウェイのグランドピアノやブライトピアノサウンドを収録。また128音色およびドラム/パーカッションを収録したGM互換音源モジュールをオンボードで搭載し、リバーブとコーラスもエフェクトとして用意される。
同製品には入出力2系統、最高16bit/44.1kHz対応のUSBオーディオインタフェース機能も搭載。XLRマイク入力1系統、インストゥルメント入力1系統、AUX入力2系統、ライン出力2系統、ヘッドホン出力2系統も搭載している。また、「Pro Tools M-Powered」にも対応、またDAWソフトである「Ableton Live Lite」もバンドルされる。
両製品は基本機能は共通だが、鍵盤数はProKeys Sono 88は88鍵、ProKeys Sono 61は61鍵となる。また収録サウンドはProKeys Sono 61はグランドピアノ、ブライトピアノ、エレクトリックピアノ、オルガン、クラビネットの5種類だが、ProKeys Sono 88はストリングスとコーラスを加えた7種類となる。
サイズ・重量はProKeys Sono 88が66.1mm(W)×1353.4mm(H)×228.3mm(D)、7.7kg。ProKeys Sono 61が66.1mm(W)×982.7mm(H) ×228.3mm(D)、5kg。電源はUSBバスパワーで供給され、パソコンに繋がずにスタンドアロンで動作することも可能。ただしスタンドアロン動作時は別売ACアダプタが必要となる。