エムオーディオは、パソコンを多目的なキーボード・ワークステーションとして使用できるUSB接続のMIDIキーボード「KeyRig 49」を2月9日より発売する。価格はオープンで、実売予想価格は1万3,800円。

KeyRig 49は、シンセアクション採用、ベロシティセンシティブ対応の49鍵盤を備えたUSB-MIDIキーボード。ピッチベンド/モジュレーションホイールや割り当て可能なボリュームスライダ、オクターブボタン、サスティーンペダル入力端子も備えている。USB端子はUSB 1.1とUSB 2.0に対応し、USBバスパワー駆動で動作するため、ACアダプタは不要。対応OSはWindows XP/VistaおよびMac OS Xで、OS標準のドライバで動作するため、専用ドライバをインストールする必要がなく、接続するだけで動作する。

シンセアクション採用の49鍵盤を備えるUSB-MIDIキーボード「KeyRig 49」

同梱されるWindows XP専用の「KeyRigソフトゥエア」は、グランドピアノやクラビアを収録した「SP-1 Stage Piano」、簡単にシンセ・サウンドを選んで編集できる「MS-2 Polyphonic Synthesizer」、ハモンド・オルガンのサウンドを再現し、ロータリースピーカも用意されている「MB-3 Tone Wheel Organ」、GM準拠のマルチティンバー・モジュールである「GM-4 General MIDI Module」と4種類のサウンド・モジュールがセットとなったバーチャル・キーボード・ラック・ソフトウェア。4種類のモジュールをルーティング、スプリット、レイヤー、ミックスして使うことができる。またそれぞれのモジュールにエフェクトセクションが搭載されるだけでなく、マスターエフェクトセクションが用意されている。さらにDAWソフトとして「Ableton Live Lite 5 M-Audio Enhanced Edition」を同梱。こちらの対応OSはWindows 2000/XPおよびMac OS X 10.2.8以降となる。

Windows XP専用の「KeyRigソフトゥエア」