Dellが新ブランド「Studio」、XPSゆずりのデザインに豊富なオプション

米Dellは6月26日 (現地時間)、PC製品の新ブランド「Studio」を発表した。15インチと17インチのノートPCがラインナップされている。一般的なデジタルライフスタイルに十分な機能を備えながら、価格はそれぞれ799ドルと999ドル。ユーザーの利用スタイルや個性に合わせてカスタマイズできる豊富なオプションが用意されている。

ノートPC「Studio 15」と「Studio 17」には、XPSシリーズのM1330/ M1530のスリークなデザインが採り入れられている。システムカラーはジェットブルーが基本色で、オプションでミッドナイトブルー、プラムパープル、フラミンゴピンク、スプリンググリーン、タンジェリンオレンジ、ルビーレッド、グラファイトグレイ(トリム4色)などを選択できる。同じ色で、バックパックやスリップカバー、マウスなどのアクセサリや周辺機器が用意されている。

Studio 15の基本構成は、15.4インチ液晶ワイドスクリーン(1280×800)、Intel Core 2 Duo T5750、2GB DDR2メモリ、160GB HDD、Intel Graphics Media Accelerator X3100、Dell 1397 Wireless-G Card、200万画素のWebカムなど。Studio 17は、ディスプレイが17インチ液晶ワイドスクリーン(1440×900)、グラフィックスがATI MOBILITY RADEON HD 3650(256MB)になる。インターフェイスはUSB 2.0、IEEE 1394、Gigabit Ethernet、ExpressCard、HDMI、VGAなど。オプションで基本パーツのアップグレードのほか、LEDディスプレイ、Blurayコンボドライブ、EV-DOモデム、Bluetoothなどを選択できる。

Studioシリーズにはデジタルライフスタイル用のツール「Dell Dock」と「Dell Video Chat」が含まれる。Dell Dockはタスクベースのオーガナイザーソフトで、 インストールされているアプリケーションをカテゴリ別に分類してでデスクトップのタスクバーから素早くアクセスできるようにする。Dell Video Chatは、ビデオ/ 音声チャット、ビデオメール用の録画などをサポートするコミュニケーションソフトだ。