サイバーリンクは、オンラインのWebサービスと連携し、ユーザー同士のコミュニティ機能を搭載するDVD再生ソフトウェア「PowerDVD 8」パッケージ版を6月下旬から発売する。発売される製品はBlu-rayやAVCHDに対応する「PoweDVD 8 Ultra」(価格14,800円)と対応しない「PowerDVD8 Delux」(価格12,800円)の2製品となる。アップグレード版はそれぞれ、価格12,800円と価格9,480円となる。なお、ダウンロード版は、すでに先行して販売されている。対応OSは、Windows XP / Vista。

PowerDVD 8の起動画面

PowerDVD 8は、H.264やMPEG-2 HD、WMV HDなど幅広くHD画質のフォーマットに対応する他、多彩な機能を搭載する。「Movie Collection」は、ユーザー自身が自分のデータベースを作成し、映画情報や鑑賞メモ、マイレーティングなどを記録できる機能。データベースは同社が運営するオンラインサービスとの連携により、世界中のユーザー同士での閲覧も可能となる。また、「Movie Remix」は映像に字幕やアニメーションなどを乗せて独自テイストのシーンを作成。作成したRemixファイルをPowerDVD 8ユーザー間で共有することも可能だ。

データベース機能「Movie Collection」

リミックス機能「Movie Remix」

これらPowerDVD 8の機能と連携するコミュニティサイト「MoovieLive.com」を通して、映画を通じた仲間を作ったり、映画のレビューをチェックしたりすることができる。同サイトでは、すでにPowerDVD ユーザーが作品を公開している。

「MoovieLive.com」