独スタインバーグのDAW、「Cubase4」のパッケージ

ヤマハは同社のDTMソフトである「SOL」と「XGworks」シリーズの生産を2008年3月に完了させるとともにサポートも2009年3月をもって終了させることを発表した。それに併せて、2008年4月1日~2008年9月15日の期間限定で「SOL」および「XGworks」の登録ユーザーを対象にヤマハ傘下の独スタインバーグのDAWソフト「Cubase 4」および「Cubase Studio 4」の特別価格による優待販売版を実施すると発表した。

ヤマハは、1992年よりDTMセット製品である「HELLO! MUSIC!」シリーズを展開。1996年からはヤマハが開発したMIDIシーケンスソフトのXGworksシリーズを、2001年からはオーディオ機能も扱えるSOLシリーズをバンドルする形で展開してきた。また単体のパッケージとしてもXGworks、SOLは数多くの販売実績を誇ってきたが、バージョンアップが止まって数年を経ていることもあり、今回の生産およびサポートの完了となった。

なお今回優待販売の対象となるのは、「XGworks V1.0(MA-61W)」「XGworks V2.0(MA-62W)」「XGworks V3.0(MA-63W)」「XGworks V3.0 for Mac(MA-63M)」「XGworks V4.0(MA-64W)」「XGworks ST(MA-65W)」「SOL(MA-161W)」「SOL2(MA-162W)」を購入し、かつユーザー登録を完了しているユーザー。対象となるユーザーは郵送されるダイレクトメールと引き換えで、ヤマハ特約店店頭にて購入できる。