ファミリー世帯の週末、子どもが楽しめるお出掛け場所を探すのに、苦労しているパパ・ママは多いのではないでしょうか。「学び場 遊び場 探検レポート」では、首都圏の「学べて遊べる場所や空間」を徹底調査! 住宅や保育園などで"子どもの未来を育む場"をビジョンとしたリノベーションを提供している「コソダテリノベ」が紹介します。

蛇口をひねればいつも当たり前のように出てくる「水」。その水が、一体いつどこでどんな風に生まれ私たちのところまで届いているのか、水にはどんな力があってどんなことができるのか。そんな水の不思議や大切さを教えてくれる『東京都水の科学館』にお邪魔しました。入館料などがかからず、展示等も豊富で、遊び心も満載。お出かけを兼ねて、夏休みの自由研究や調べ学習もできる一石二鳥のスポットといえそうです。

"学び"に加えて水の遊び場も充実!

暑い季節にぴったり! 水の遊び場「アクア・パーク」

建物を入ってすぐに見えてくるのが「アクア・パーク」。一言で言えば、水を使ったプレイグラウンド。水と遊ぶ楽しさを知ってほしいという願いから作られたエリアです。

水と相性のよい知育玩具や固定式の水鉄砲で遊んだり、プール下の半球状のボールからプールをのぞいたり、子どもたちは大はしゃぎ。さらに高さ約10mの岩山からは滝も流れていて、迫力満点です。

1階には受付や休憩スペースのほか、授乳室、ベビーカー置き場などがそろっていて、なにか困ったことがあればすぐに相談できます。館内のプログラムの中には、整理券が必要なものもあります。整理券は受付で配られているので、受け取りを忘れないようにしておきましょう。

高さ約10mの岩山がお出迎え

水遊びに適した玩具もたくさん

シューティングゲームのように的を狙い撃ち

「水の旅」やふるさとを探検

館内展示は3階からスタートします。前方、左右、天井の4面スクリーンを使った「アクア・トリップ 水のたびシアター」では、雨粒がさまざまな場所を巡って、再び雨になって地上に落ちてくる過程を追った「水の大循環」を、迫力の映像で体感できます。

音楽と映像だけのシアターなので、お子さまに解説しながらご覧いただくと、より興味を持ってもらいやすいプログラムといえそう。広いソファー席があり、家族でのんびり鑑賞できます(整理券が必要)。

4つのスクリーンに映し出される映像は思わず見入ってしまう迫力

同じく3階の「アクア・フォレスト 森を探検! 水のふるさと」では、水と深い関係にある森や水源地、そこに住む生き物たちについて学べます。

東京都の水源となっている多摩地域の森の航空写真を利用した空中散歩や、森の働き・仕組み、その生態系、そして東京都水道局が森や水源地を守るために行っている活動が紹介されています。知識としての発見が多く、空間やグラフィックのデザインが非常に洗練されているので、大人も子どもも楽しめそうです。

多摩地域の森の航空写真を利用した空中散歩

森が持っている力や役割が分かりやすく解説されていて、環境問題を考えるきっかけにもなりそう

美しくデザインされた展示も魅力的

森に暮らす生き物の生態も詳しく解説されています

水をより楽しむ実験にワクワク

今回の取材でつい長居してしまったのが、体感型の展示が豊富な「アクア・ラボラトリー」。中でも館内スタッフがさまざまな実験ショーを見せてくれる「水の実験ラボ」は必見です。沸点や表面張力など、言葉だけではちょっと馴染みにくい水の性質を楽しく発見できます。

実験ショーの中でも人気の高い、大型真空実験装置を使った「水の真空実験」

水の不思議を楽しく学べる5種類の体験装置もあります

同じフロアには暮らしの中の水について紹介されている「アクア・タウン」も。街の中、家の中、さらには体の中の水と私たちのつながりを再発見できます。

シャワーを出しっぱなしにすると、どれだけの水を使う?

からだの中ではどんな風に水が使われているのかな?

プロジェクションマッピングを使った幻想的な給水施設見学

最後にご紹介するのが、水の科学館最大の魅力のひとつ「アクア・ツアー」。所要時間約15分(休日は30分のロングバージョン)で、地下にある水道施設を見学できるガイドツアーです。本物の給水ポンプに加え、「プロジェクションマッピング」を駆使した演出も幻想的。水の流れる様子が、照らされる光によって表現されています。都内で唯一、稼働中のポンプが見学できる場所という点でも魅力的です。

工場見学のようなメカ感とプロジェクションマッピングのコラボレーションは、なんとも気分が高まります

屋内の涼しさに加え、テーマを「水」とした清涼感あふれる施設で、暑い夏でも楽しみやすいお出掛けスポット。まだ自由研究が終わっていないお子さんがいるご家庭も、テーマ探しを兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか。

『東京都水の科学館』

おすすめポイントまとめ!!

●完全無料で楽しめる
●当たり前のように身近にある「水」の大切さを再発見できる
●さまざまな角度から水に関する情報が豊富で自由研究のテーマ探しにもってこい
●テーマが水のため、施設全体に清涼感がある

information

『東京都水の科学館』
住所: 東京都江東区有明3-1-8
開館時間: 9時30分~17時(最終入館16時30分)
休館日: 月曜日(ただし、休日に当たる場合はその翌日)
    年末年始(12月28日~1月4日)
料金: 無料

※記事中の情報・価格は2017年7月取材時のもの

筆者プロフィール: コソダテリノベ

子育て世代に特化した「家探し」「家作り」を提供する不動産&リノベーションサービス。「ライフプラン相談会」(教育資金を確保し、適正な住宅購入予算を設計)、「コソダテリノベセミナー」(子育てに特化したリノベーションを学ぶ)などを通して、子育て世帯のリノベーションのご相談を受付中! 林業体験やベビーヨガなどの子育て世帯向けイベントも多数開催。

育児と教育の視点で設計された「エジソンハウス」(東京メトロ東西線「西葛西駅」)のモデルルームでは、見学会のほか、宿泊体験も可能。「子どもの未来を育む場の創出」のビジョンのもと、住宅のほか、保育園など、子どもと教育をテーマにした空間作りも手がける。

公式サイト: コソダテリノベ
Facebook: @kosodate.renove