自分でいろいろ工夫をして作成した表は、また別のシーンでも使う可能性があるので、[表のスタイル]に登録しておくといい。ただし、いったん作成した表からスタイルを作成することはできないので、まず、あらかじめ自作の表を作っておく必要がある。

表のスタイルを作成する場合は[表のスタイル]→[新しい表のスタイル]と選び、スタイル作成画面を起ち上げる。表の配色や罫線の設定、フォント、段落の設定など、表にまつわるあらゆる項目が設定できるので、多少手間はかかるものの自由に表のスタイルを作成できる。完成したスタイルは[表のスタイル]の[ユーザー設定]に追加されるので、後から何度でも使い回せる。

スタイルの作成画面。デフォルトのスタイルをベースにして作成すると良さそうだ

スタイルだけでなく、行列やセルの設定、セルの中の文章など、表全体を使い回すことも可能で、同じ内容の表を何度も使う場合だけでなく、ある程度文章を書き直すことで使い回せるような、複雑な構造の表なども登録しておくと便利だ。

登録方法は、作成した表を選択して[挿入]→[表]→[クイック表作成]→[選択範囲をクイック表ギャラリーに保存]と選択し、必要な情報を入力する。次回からは、[挿入]→[表]→[クイック表作成]から自分で作成した表を挿入できる。

クイック表ギャラリーに保存する場合、[文書パーツ]として表は保存される