天文観測などで用いられる望遠鏡といわれると、まずレンズや反射鏡を使って光を集める光学望遠鏡が頭に浮かぶが、宇宙からの電波を観測する電波望遠鏡も光学望遠鏡に劣らず重要である。より遠方の銀河を観測したり、遠くの恒星のまわりの惑星形成を観測したりするために、より大型の電波望遠鏡を作ろうという計画が立てられた。中でも日本や欧米が共同して推進している「ALMA」計画は、すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡の約10倍の分解能を持つ望遠鏡を地上に建設しようという一大プロジェクトである。
富士通、日本の次世代フラッグシップスパコン「富岳NEXT」の基本設計を受注
阪大が「ゼロレベル魔法状態蒸留法」を開発 - 誤り耐性量子コンピュータ実現へ前進
京大とNTT、量子コンピュータの量子超越性と暗号安全性の等価性を証明
IBM×理研、神戸市に富岳と接続した量子コンピュータ「IBM Quantum System Two」設置
キオクシアらが新たな「広帯域光SSD」開発 “光配線”で省エネなデータセンター向け
京をはじめとする日本勢もTOP500に代表されるランキングの上位に多く入ることで注目を集めるほか、人工知能(AI)やディープラーニングでも活用が進むなど、さまざまな用途で活用されるようになったスーパーコンピュータに関わるホットな話題を詳細な説明付きで紹介します。