天文観測などで用いられる望遠鏡といわれると、まずレンズや反射鏡を使って光を集める光学望遠鏡が頭に浮かぶが、宇宙からの電波を観測する電波望遠鏡も光学望遠鏡に劣らず重要である。より遠方の銀河を観測したり、遠くの恒星のまわりの惑星形成を観測したりするために、より大型の電波望遠鏡を作ろうという計画が立てられた。中でも日本や欧米が共同して推進している「ALMA」計画は、すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡の約10倍の分解能を持つ望遠鏡を地上に建設しようという一大プロジェクトである。
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