4つの量子ビット(Q1~Q4)の周波数多重読み出し結果。青丸と赤丸は、量子ビットを基底状態と励起状態を読み出した際の信号のヒストグラムを示す。黒破線のガウス分布状の広がり(雑音)と比較し、各状態に対する読み出し信号の中心位置は十分に離れ、全量子ビットで高い信号対雑音比の読み出しが実行できている。信号が負の領域の赤丸、正の領域の青丸が読み出しの誤りを示し、その数は非常に少なく、低誤り率の測定が実現されている(出所:理研Webサイト)
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京をはじめとする日本勢もTOP500に代表されるランキングの上位に多く入ることで注目を集めるほか、人工知能(AI)やディープラーニングでも活用が進むなど、さまざまな用途で活用されるようになったスーパーコンピュータに関わるホットな話題を詳細な説明付きで紹介します。