単層CNTの模式図。(a)単層CNTは、炭素原子が六角形の格子状に並んだ原子1層の膜(グラフェン)を筒状に丸めた構造をしている。その直径は1~3nm程度。(b)(a)のCNTの円周一巻きに相当するベクトル(赤い矢印)をグラフェン上に描くと、グラフェンの基本格子ベクトルa1、a2の重ね合わせで表現できる。この時に現れる2の係数n、mを用いて、CNTの幾何構造が定義される。図中のθは「カイラル角」(出所:共同プレスリリースPDF)
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