ISS内で発生した胚盤胞の品質。(A~D)胚盤胞のICMとTEが染色されたもの。(A)地上1G。(B)宇宙1G。(C・D)宇宙0G。(E~H)γH2A.x蛍光免疫染色によりDNAダメージが検出されたもの(ICMも同時に観察)。(E)地上1G。(F)宇宙1G。(G・H)宇宙0G。(D・H)ICMが分離しているのがわかる。(I)胚盤胞のICM、TE、総細胞数のグラフ。X軸の1gは地上1G、a1gは宇宙1G、μgは宇宙0G。(J)ICMが分離していた胚盤胞の割合。Dishとは、通常の培養方法で発生させたもの。地上1GおよびDishは追加実験が行われ、合計300個以上の胚盤胞が調べられた。(K)網羅的遺伝子発現解析の主成分分析。宇宙0G(μg:青色のだ円)で発生した5個の胚盤胞はいずれも、地上1G(Ground control:茶色の円)および宇宙1G(Artificial-1g:赤い円)の内側にあり、差が無いことが示されている。画像提供:山梨大(出所:山梨大プレスリリースPDF)
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