Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。Pythonの求人数がついにIndeed Japan集計で6万件を超え、C言語系に追いつきました。上位のJava、PHPに追いつくのも時間の問題のように見えます。とはいっても、それぞれの言語の求人数を比べるのは実はあまり意味がなく、それぞれの言語ごとにおおよその用途が決まっているので、PythonがC系の言語に追いついたからすごいというよりも、Pythonが良く使われているAI、機会学習、ビッグデータ、ネットワークの自動化の分野が成長しているということになります。
2022年1月集計のIndeed Japanのデータを見てみるとこのような形です。
Pythonはおおよそ年間で求人数が2倍ほど伸びており、AI、機会学習、ビッグデータ、ネットワークの自動化の分野を目指す人にとってはかなり重要な言語になっていくと思われます。
ちなみに、Pythonの求人の内訳は以下の通りです。
ネットワークの自動化が1位で、AIと機械学習がそのあとに続きます。ネットワークエンジニアもAIエンジニアも、非常に人気の職種です。そういう意味ではPythonは今後も花形の言語として普及していきそうですね。この分野は海外のエンジニアの方にとっても魅力的な分野ではないでしょうか。
そして、私自身とても驚いたのが、Python全体の求人数65,142件の半分に当たる30,460件が未経験者の募集だということです。その中で最も多いのがネットワークエンジニアの求人で、Python未経験の求人数は22,074件でした。ネットワークの分野というのは国ごとの商慣習や文化に依存しないので、海外のエンジニアにとって仕事につきやすい分野です。ネットワークエンジニアとしての経験があればPythonの経験が浅くても仕事につきやすいので、日本でPythonの経験を積みやすいと思います。
アフターコロナの段階になれば、Pythonで経験を積んで日本で働きたい人にとってのチャンスになるでしょう。興味がある方はこちらのページより求人内容を確認したり、キャリアアドバイスを受けたりするとよいと思います。
[PR]提供:Pythonエンジニア育成推進協会