ソートスポットは11月1日、ロッテがデータ分析プラットフォーム「ThoughtSpot」を導入したことを発表した。

ThoughtSpotは検索とAIを利用することで、高度なデータ分析を実現するというもの。データ容量課金制でユーザー数に制限がない点を特長とする。

クラウドファーストの方針の下、デジタル基盤の整備を進めてきたロッテでは、さらなるDXの推進により、データドリブン経営の実現を目指している。その取り組みの一環として、ビジネス部門のユーザーのITリテラシーを高め、一人一人がデータ活用を行える環境を整備することを目的に、ThoughtSpotの導入を決定した。

採用にあたっては、ThoughtSpotのユーザビリティの高さ、ダッシュボードの利用のしやすさ、多くのユーザーへの展開が容易な点が決め手となったという。

現在、企業別損益分析、特売費・拡売費分析、商品別収益分析、市況分析、SCM分析の5つのユースケースでThoughtSpotの利用が開始されており、経営層に加え営業本部、マーケティング本部、経営戦略本部、SCM本部がユーザーとして利用する。

導入により同社は、損益や収益の分析による課題の早期発見、市況分析による売上や市場シェアのタイムリーな把握、SCM分析による在庫の削減および適正化の実現を期待するとしている。