Microsoftは10月15日、「What’s new in Windows 11: Everyday experiences, reimagined | Windows Experience Blog」において、Windows 11のBluetooth接続に関する改善を発表した。AppleのAirPodsをペアリングする際にかかる時間を最大15秒短縮したほか、Bluetooth機器の接続状態の表示や音声関連の不具合も修正した。

AirPodsのペアリング時間を最大15秒短縮

Microsoftは最近、Windows 11に接続するBluetoothアクセサリーの互換性向上に取り組んでいる。直近ではマイクのミュートの信頼性が向上し、会議中にミュートが正常に動作するようになった。

今回はこの取り組みの一貫として、AirPodsのペアリング問題が修正され、ペアリング完了までにかかる時間が最大で15秒短縮された。ただし、同社は「実際のパフォーマンスは、Apple AirPodsモデル、デバイス構成、使用状況、その他の要因によって異なる場合があります」と述べている。実際の短縮時間はAirPodsのモデルやデバイス構成、利用状況などによって異なる。

これについて、Windows Latestは10月20日付の記事「Microsoft rolls out a big Windows 11 Bluetooth upgrade, and AirPods now pair up to 15 seconds faster」において、実際に約20%の高速化を確認したと報告している。同メディアは、ペアリング速度の違いを明確に感じられたとしている。

Bluetooth機器の接続表示や音声の不具合も修正

AirPodsのペアリング高速化に加え、Windows 11ではBluetooth機器の接続状態の表示や音声関連の不具合も修正された。

Windows Latestによると、これまではBluetoothヘッドセットを切断した後も、クイック設定に「接続済み」と表示されることがあった。今回の修正では、実際の接続状態が正しく反映されるようになった。

通話中の音量操作にも改善が加えられた。Bluetoothヘッドセット本体のボタンやタッチ操作で音量を変更した際、Windows 11の音量表示パネルが表示されない問題が修正された。この問題は主にBluetooth Classic方式のオーディオ機器で発生していた。

さらに、設定アプリの「Bluetoothとデバイス」ページでBluetoothをオフにしても、無線機能が停止しない不具合も修正された。

このほか、一部のヘッドセットで発生していたマイク音声の途切れや、Bluetooth音声の品質、共有オーディオ機能の信頼性についても改善が図られている。

更新プログラムの適用状況を確認する方法

Microsoftによると、AirPodsのペアリング高速化はWindows 11のOSビルド26200.8737に含まれる改善に基づいている。

Windows Latestは、10月の累積更新プログラムを適用したビルド26300.9711、26200.9711、26100.9711以降の環境では、Bluetooth関連の修正が順次利用可能になると説明している。

OSビルドは、設定アプリの「システム」→「バージョン情報」を開き、「Windowsの情報」セクションで確認できる。

ただし、これらの改善は段階的に展開されるため、更新プログラムを適用しても、すぐに利用できるとは限らない。Windows Updateの「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにすると、適用が早まる場合がある。