キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は10月16日、「セキュリティ対策診断サービス セキュリティ対策評価制度対応版」の新メニューとして「実装支援」の提供を開始した。経済産業省および内閣官房国家サイバー統括室が推進するSCS(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)への対応を、診断から対策実施、運用定着まで一貫して支援する。

  • 「AI-Native変革デザイン支援サービス」の概要

    「AI-Native変革デザイン支援サービス」の概要

SCS評価制度への対応を一貫して支援

近年、サプライチェーン全体を狙ったサイバー攻撃が増加しており、企業にはセキュリティ対策状況の把握だけでなく、継続的な改善や運用定着が求められている。こうした状況を受け、SCS評価制度への対応に向けた体制や運用プロセスの整備ニーズが高まっているという。

経済産業省と内閣官房国家サイバー統括室が推進するSCS評価制度は、企業のセキュリティ対策状況を★1~★5の5段階で評価する制度だ。

同社が提供するセキュリティ対策診断サービス セキュリティ対策評価制度対応版は、セキュリティ対策状況を評価する「診断」、評価取得に向けた取り組みを整理する「実行計画策定」、そして今回追加した「実装支援」で構成される。

新たな実装支援メニューでは、診断や実行計画策定の結果を基に作成したロードマップに沿って、企業のセキュリティ対策推進を支援。特に評価取得に向けた体制整備や計画策定、運用プロセス整備、文書作成などを支援し、SCS評価制度への対応を後押しする。

体制整備や文書作成、教育支援も提供

実装支援の中心となるのは、「体制・計画支援」「実行・運用支援」「文書整備支援」の3つのメニューだ。体制・計画支援では役割分担や責任体制、運営体制の構築を支援する。実行・運用支援では対策推進計画や進捗管理、継続的な改善活動に必要な運用プロセスの整備を支援する。

また文書整備支援では、セキュリティポリシーや各種規程、管理文書の整理や新規作成、既存文書の見直しなどを行う。さらにオプションとして、セキュリティ対策ソリューションの導入支援やセキュリティ教育支援も提供する。

価格は標準メニューの「★3(Basic)実装支援」が113万円、「★4(Standard)実装支援」が405万円。文書整備支援は単体での利用も可能としている。

キヤノンITSは今後、SCS評価制度への対応支援を通じて企業のセキュリティガバナンス強化や継続的な対策改善を支援し、サプライチェーン全体のセキュリティ向上に貢献していくとしている。